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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

「愛のエマニエル」 萌えたい時に〔9〕 

愛のエマニエル
黒いエマニエルの誕生

 

 
【原題】EMANUELLE NERA
【公開年】1975年  【制作国】伊太利  【時間】90分  
【監督】アルバート・トーマス
【原案】ビット・アルベルティニ アンブロジオ・モルテーニ
【音楽】ニコ・フィデンコ
【脚本】ビット・アルベルティーニ アンブロジオ・モルテーニ
【出演】エマニエル/ラウラ・ジェムサー(エマニエル)  カリン・シューベルト(アン)  アンジェロ・インファンティ(ジャンニ)  イザベル・マーシャル(グロリア)  ドン・パウエル(カマウ)  ガブリエル・ティンティ(サージオ)  ヴェナンチーノ・ヴェナンチーニ(ウイリアム)     
 
【成分】ファンタジー コミカル ロマン セクシー かわいい アフリカ ポルノ 
  
【特徴】ラウラ・ジェムサー氏の記念すべきエマニエル夫人便乗企画映画第一作。当時、20代前半のラウラには初々しさがあり、カリン・シューベルト氏とのレズ場面にはぎこちなさがあって可愛らしい。
 本作はまだ本家「エマニエル夫人」を意識して、セックス描写を幻想的かつスタイリッシュに描こうとしている。
 
【効能】ラウラ・ジェムサー氏の菅能美に萌え。
 
【副作用】物語は脈絡の無いセックス場面のつなぎ合せ、ラウラ・ジエムサー氏のファンでなければ限りある人生の一部を駄作によって喪失した思いになるだろう。
 
下の【続きを読む】をクリックするとネタバレありの詳しいレビューが現れます。記事に直接アクセスした場合は、この行より下がネタばれになりますので注意してください。  
ラウラ・ジェムサー記念すべき一作
 
 おそらく、世界で最も有名な「エマニエル夫人」の便乗企画であろう。「黒いエマニエル」と評される「分家シリーズ」の記念すべき1作目である。主役はインドネシア出身のラウラ・ジェムサー氏。配役では「エマニエル」とあるが、よく見るとスペルが違う。(余談1)私の記憶に誤りが無ければ、シルビア・クリステル氏主演の「エマニエル夫人」の2作目「続エマニエル夫人」にチョイ役(余談2)で出演していた。
 制作国はこの手のパロディや便乗企画に定評のあるイタリアである。
 
 ラウラ・ジェムサー氏にとってはおそらく初の主演作だろう。当時は二十歳そこそこで、シルビア・クリステル氏と歳は変わらない。モデルをやっていたという噂もあり、プロポーションの良さは定評がある。いわゆるエキゾチックな風貌はヨーロッパで人気があったそうだ。「本家」ではフランスの上流階級で外交官夫人であるに対し、ジェムサー氏のエマニエルはアメリカの報道写真家(余談3)という設定である。
 
 ストーリーはいたって判り易く、取材のためアフリカに訪れた報道写真家エマニエルが、開放的な大自然に身を委ね、出会った人々とセックスを繰り返す。(余談4)北欧系の白人女優とのレズシーンあり、原住民とのセックスあり、お笑いあり(余談5)、セックス描写はいたってソフト。物語の目的はただ1つジェムサー氏をいかに魅せていくかにつきる。
 
(余談1)シルビアが演じたのはEMMANUELLE、ジェムサーが演じたのはEMANUELLE、つまりMが1つ足らない。本家への配慮か?
 
(余談2)物語後半でエマニエルたちは日本でいう「ヘルスマッサージ」へ遊びに行く。その場面で登場するマッサージ嬢だ。褐色の美しい身体を白いシルビアに重ね擦れあう様はエロい。
 
(余談3)この設定は功を奏したかもしれない。フットワークの軽いフォトジャーナリストらしく全世界をまたにかけてソフト・ポルノやエログロポルノを大量にバリエーション豊かに生産できる。
 シルビア・クリステル氏が優雅に美しくセックスを楽しんでいるのに対し、ラウラ・ジェムサー氏は常に危険な所へ汗にまみれて探険したり潜入して行きずりの人々と女であれ男であれ「交尾」するといった方がよいかもしれない。制作者側もジェムサー氏本人もそのウケを狙っているはずだ。
 ファンへの応対は、ジェムサー氏のほうが遥かに気さくで人当たりが良かったそうだ。
 
(余談4)エマニエル=ポルノの図式を決定的なものにしたのは、ジェムサー氏の功績か。
 
(余談5)ガソリンスタンドで給油する際、自動車のタンクに給油ホースを差し込むとともに従業員とのセックスが始まり、給油が終わるとセックスを終えてサッパリした顔で車に乗る。これはギャグだ。
 
晴雨堂スタンダード評価
☆☆ 可
 
晴雨堂マニアック評価
☆☆☆☆ 名作

 
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