ベネッセ、
顧客情報流出の調査結果をネット公表 ベネッセホールディングスは25日、顧客情報の大量流出事件をめぐる原因究明や再発防止策をまとめた調査報告書を同社ホームページ上で公表した。調査は外部の専門家も含み構成する委員会が行い、今月12日に結果を発表、17日に経済産業省へ報告された。(産経新聞)【雑感】ウチも
ベネッセの利用者である。2歳の息子は
ベネッセの幼児教育教材のキャラクター「しまじろう」が大好きである。事件があったからといって「しまじろう」は嫌いになるべきではない。
虎のしまじろうと兎のみみりん。 ベネッセ関連のチラシから。 しかし、私は「しまじろう」を観てはしゃぐ息子に嫌味を囁くようになった。「しまじろうは虎の子供なのに、兎の女の子と仲良くしているのは食物連鎖からいっておかしいんだよ」「しまじろうの歯に牙が無いのは虎としておかしいなぁ。これじゃあ人間の歯みたいだね」
連れ合いは横から「何をぶつぶつ訳のわからん事いうてんねん」と眉間に縦皺をつくる。
ところで、
ベネッセから詫状が届いた。その内容が少し首を傾げる。詫びの品を贈るとの事、新聞の契約更新の景品みたいにカタログから好きな菓子折りでも選ぶのかな、と思っていたら、以下の三項目から選べという。
500円分の電子マネー
500円分の図書券
500円分を「ベネッセこども基金」に寄付。
う~ん、500円という額にも驚いた。今どき500円で絵本は買えない。子供向け雑誌も買えん。漏洩したデータの数の多さからいって500円は仕方がないとしても、「こども基金」には唖然だ。要は客に支払うべき「慰謝料」を自分とこの「基金」に寄付という名目でバックさせる、慰謝料を払わんでもええようにするための露骨なシステムに見えてしまうのだ。
会費を500円安くするとか、次号の教材に500円分のオマケの玩具を付けるというのなら、まだ理解できるのだが。
私は心が荒んでいるのだろうか?
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間違っても寄付だけはしたくないです。