ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

表現の自由とは(19) 「涙のムハンマド」事件を考える。 近頃の現象[一〇六七] 

涙のムハンマド」載せるか… 
日本の新聞、判断分かれる


 涙のムハンマド」は載せるべきか否か――。仏週刊新聞「シャルリー・エブド」が14日、銃撃事件後初めて発売した特別号。その風刺画の掲載をめぐって、日本の新聞では判断が分かれた。各紙に取材した。(朝日新聞デジタル)

【雑感】イスラム過激派2名が自動小銃による襲撃を行い、著名な風刺漫画家で2009年からは「シャルリー・エブド」の発行人も務めるようになったステファン・シャルボニエ氏をはじめ漫画家・編集スタッフら12名が殺された。

 当然のことながら、市民革命の本場であるフランスにとって権威・権力に対し言論戦を展開してきた伝統があり、民主主義と言論と表現の自由は切り離す事ができないセットである。
 語弊を恐れず端的に言えば、イスラム過激派にとって雑誌社襲撃は「聖戦」であると同じく、シャルボニエ氏らにとって言論と表現の自由の行使は「聖戦」である。両者が解り得る事は永久にあり得ないかもしれない。

 フランス本土では当然の事ながら「表現の自由」を守れと大合唱、欧米諸国もそれに続く。ところが日本での論調、友人知人の論調を観ていると、フランス人たちが連呼する「表現の自由」について懐疑的な姿勢をとる人が多く、むしろ「いくら表現の自由でもあれはやり過ぎだ」「欧米人の独善」という論が目立つ。
 私も当ブログで何度も欧米一辺倒について一貫して抗う姿勢を示してきたので懐疑的な人たちの言い分はよく解るが、同時に私は言論と表現の自由の「真理教徒」でもある。
 ムハマンドが不可侵の存在でも、その名を使って行動するのは現代の不完全で愚かな人間たちだ。世俗の権威権力者たちである。イスラムであろうがキリストであろうがブッダであろうが、その名の下に人類は大量虐殺を行ってきた。だから反権威・反権力のスタンスでタブーの無い言論を行使する勢力を失ってはならないのだ。(鋭意執筆中)


 
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[ 2015/01/16 18:35 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)
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