ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

どうしんたんだ?隆大介よ! 近頃の現象[一〇八〇] 

台湾空港で拘束の隆大介
地元メディアが
「韓国籍俳優が酔拳で…」と報道


 映画「影武者」やNHKの大河ドラマ「軍師官兵衛」などに出演した俳優・隆大介(58)が21日夕、台湾桃園空港(台北)の入国審査場で暴れ、空港職員が左ひざを骨折するけがを負わせ、傷害と公務執行妨害の容疑で拘束されたことが22日、分かった。隆は機内で飲酒しており、かなり酔っ払っていたもよう。台湾メディアが“韓国籍の俳優が酔拳で移民官の脚を骨折させる”などと大々的に報じた。(デイリースポーツ)

【雑感】いったいどうしたんだ? 隆大介氏はステイタスの高い俳優だったはずではなかったのか?
 私はけっこうお気に入り俳優だったんだが・・。

 演技派俳優を大勢輩出している仲代達矢氏主宰無名塾出身、映画デビュー3年後に黒澤明監督「影武者」で脇役ではあるが織田信長という目立つ役、その2年後に「遠野物語」で主役に抜擢、脇には無名塾後輩の役所広司氏が主人公を苛める地主のボンボン役、乙爺役に師匠の仲代達也氏らが固めた。
 映画公開と時機を同じくしてNHK大河ドラマ「峠の群像」で浅野内匠頭役を演じ、その後はちょくちょく大河に出演。

 エリート俳優と呼ぶに相応しい経歴の持ち主である。本格デビュー作の「影武者」では、荒々しく馬を駆る場面はどうも余裕が感じられず必死に信長を演じているように見えてしまったが、「遠野物語」や「峠の群像」では儚き青年の雰囲気が良かった。
 一番のお気に入り役はビデオ作品「ブラック・ジャック」(1996年版)である。一部で評判の悪い80年代の加山雄三版と違って極めて原作忠実路線をとった内容で、アウトローで生きる知識人の風情が渋かった。(余談1)
 次に印象深かったのが「ウルトラマンダイナ」で、主人公アスカ隊員の父親役。宇宙飛行中に行方不明となり、ときおり生霊のようにアスカ隊員の前に現れる。最終回では敵スフィアを倒すと引きかえに異次元に落ちてしまうアスカの前に行方不明となった当時のままの恰好で現れ、大人になった息子を見て微笑む顔が父親の心強さを感じた。

 役所広司氏の先輩で、初期のキャリアは明らかに役所氏より上、悪役も演じる幅の広さ。もっとテレビや銀幕での露出度が多くても不思議では無いのに、どうも業界の扱いがイマイチ低いような気がするのは気のせいだろうか?

(余談1)ピノコを演じた田島穂奈美氏もグットだった。太い眉が魅力だったが成人してから細くされてしまわれガッカリ。

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[ 2015/03/23 01:20 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(4)
去年の官兵衛の時も、アップショットがなく、
いつのまにかいなくなってたので(たしかそう
でしたよね)彼が演じる意味があるのかな?
と思いましたが、このニュースをみても、
どこにでてたんだ?と思い出せない人が
いるようです。

味が薄くなっちゃってますね。酒癖が悪くて
仕事が減少してたのか。日本の飛行機じゃ、
あまり酒は飲めなくなってますが、(途中
でとめられます)台湾の飛行機だったのか
なあ。しばらくは仕事ほされますねえ。
[ 2015/03/23 16:58 ] [ 編集 ]
飲酒していたとの情報もあります。

作品名は失念しましたが自衛官を演じた映画も良かったですね。マーティン・スコセッシの映画に出演するために台湾へ行ったようですが。彼にとって世界へ羽ばたくチャンスだったのに・・・

馬鹿な事してしまいましたね。今頃、留置所の中で後悔しているでしょう。
[ 2015/03/23 20:17 ] [ 編集 ]
うろぱす氏へ

> 作品名は失念しましたが自衛官を演じた映画も良かったですね。

 自衛官だったら、別所哲也版ウルトラマンだったと思います。特務機関の責任者で一佐の役です。

> 馬鹿な事してしまいましたね。今頃、留置所の中で後悔しているでしょう。

 役所広司氏と違って、特撮ヒーロー物にも重要な役で出演されるので好感を持っていたんですがね。残念です。
[ 2015/03/24 09:25 ] [ 編集 ]
A君へ

> 去年の官兵衛の時も、アップショットがなく、
> いつのまにかいなくなってたので(たしかそう
> でしたよね)彼が演じる意味があるのかな?

 たぶん、彼に期待する俳優仲間の引き立てがあるのではないかと思いますね。大河常連の仲代達也氏は師匠、役所広司氏や益岡徹氏らは後輩です。
 西田敏行氏が吉宗を演じた大河では、浅野内匠頭が登場する場面を隆大介氏が演じた昔の「峠の群像」から流用していましたし、端役でもいいからなんとか彼を起用したろうという意思を感じてしまいます。

 最近は映画の仕事が増えてきているんですよ。台湾へ行ったのもスコセッシ監督の新作に出演するためでした。当然、今回の不祥事で契約解除になってしまいました。
 まったく、なにやっとんや! 情けないし勿体無い。



> と思いましたが、このニュースをみても、
> どこにでてたんだ?と思い出せない人が
> いるようです。
>
> 味が薄くなっちゃってますね。酒癖が悪くて
> 仕事が減少してたのか。日本の飛行機じゃ、
> あまり酒は飲めなくなってますが、(途中
> でとめられます)台湾の飛行機だったのか
> なあ。しばらくは仕事ほされますねえ。
[ 2015/03/24 09:40 ] [ 編集 ]
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