ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

18歳選挙権可決。18歳と19歳合わせても240万人しかおらんのか・・。 近頃の現象[一一二八] 

<改正公選法>18歳選挙権が成立 
16年参院選から


 選挙権年齢を「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げる改正公職選挙法が17日午前、参院本会議で全会一致で可決、成立した。国政選挙では来年夏の参院選(2016年7月25日任期満了)から、18、19歳も投票できるようになる見通しだ。1945年に「25歳以上」から「20歳以上」に引き下げられて以来、70年ぶりの改定となる。若者の政治参加の拡大につなげるためには、学校現場などを通じた「主権者教育」の充実が鍵を握りそうだ。(毎日新聞)

【雑感】もともと、共産党や旧社会党などは欧米に倣って選挙権は18歳からという論があった。旧社会党の一部が合流した民主党による政権で18歳への引き下げが検討されていたが、政治的混乱が相次いだ上に東日本大震災と福一原発の問題などで忙殺されて夫婦別姓法制化とともに忘れ去られてしまった感があった。
 今回、自民党が18歳案に乗り気なのでもはや誰も反対しない。実際、全会一致で可決されたようだ。これまでは蚊帳の外だった高校生がいよいよ来年の参院選から主権者として政治に参加する時代となる。

 懸念されるのは、スポーツ強豪校による選挙妨害かな。投票日に試合や強化合宿が重なっていた場合、顧問教諭がうっかり投票に行かせなかったり、不在者投票の便宜を図らなかったりする事がありえる。
 高校生以下のスポーツはあくまで国民の三大義務の一つである教育の一環であるから、その教育のために生徒の主権を侵害するなど矛盾も甚だしい。学校や部活の存在意義が問われる大問題に発展する可能性がある。発覚すれば顧問や校長は懲戒される可能性もあるだろう。
 それから中高生にはやっているラインで選挙運動を安易にやってしまう事が考えられるが、通常高校3年生は17歳と混在する。私は得生まれだったので大学に進学しても暫くは未成年のままだった。だから、18歳の級友の付き合いでうっかり17歳なのに選挙運動をやってしまう可能性がある。現行の公職選挙法は未成年の選挙運動を禁じているので、各候補者陣営で粗捜し合戦や密告合戦になるかもしれない。


 さて、私が今回注目しているのは18歳選挙権ではない。世界の主だった国は概ね18歳から選挙権や被選挙権(議員立候補権
)がある。日本はこれまで頑なに20歳を守ってきたが、いずれは折れると思っていた。それに今回は選挙権だけで被選挙権は25歳からだ。あまり驚きには値しない。
 それより驚愕だったのは、18歳と19歳を合わせても240万人しかいないという事だ。もっと若い世代になるとさらに減る。

 こないだ、近所の小学校で運動会が催された。最近の学校は9月の下旬ではなく5月や6月に行うのも隔世の感だが、広い運動場に僅か100人程度の児童というのが寂しい。運動場の傍らには3階建ての立派な鉄筋コンクリートの校舎がなんと3棟もある。給食をつくっていたと思われる調理施設も校舎とは独立した立派な平屋建て。どう見ても児童数1000人以上を擁する都会の小学校だ。
 郷里の小学校は2階建ての校舎が2棟あるだけ、私が通っていた当時はひとクラス20人程度で1学年にA組とB組のふたクラスだけ、西日本屈指の大都会の小学校の運動会が田舎の小学校よりも寂しい運動会、立派な校舎が余計に強調している。

 子供は着実に減っている。保守系与党議員の少なくない方々は相も変わらず「女性の社会進出」に原因を求めている。そういった無知を正して苦境を打開する勢力のはずのフェミニストたちからも、育児に冷淡な発言が聞かれ、結局のところ男が創り上げた男社会に毒されて「男」に変質していることに気づかない。

 主義主張や宗教や哲学といったものは、扱う人間の解釈で如何様にも変化する。もちろん凶器にもなる。現状はどうなのか、打開するにはどんな方法があるのかを考える癖をつけないといけない。
 そして、ある人が打開案を考え付いたら、安易に支持も否定もせず、実現するためにはどんな障壁があるのかを考える癖も必要だ。


 
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[ 2015/06/19 05:18 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)
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