ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

町興し村興しのヒント(3) 高知香北町のうずまき舎・前編 晴雨堂の晴耕雨読な日常[二一四] 

うずまき舎を訪問した。

うずまき舎1
正門から撮影したうずまき舎
連れ合いと息子が先に入って古民家を隅々まで観察している。

【雑感】長年、我が郷里は書店空白地域だった。雑貨屋やスーパーがついでに本を置いているだけで、専門の書店というものが無かった。それがなんといきなり古本屋ができたのである。しかも、町の中心街から些か離れた山奥の古民家を借りての開店である。
 以前にも紹介したことがある古民家を改装した喫茶店が郷里にあるが、そこは寂れた県道とはいえ一応幹線道路沿いの集落にあるのでまだ理解できる。しかし、この店の場合は県道から大きく外れた山の中の棚田の一角に構えているのだ。真っ先に心配したのは採算だ。

 連れ合いと私は殆ど趣味が合わないが、古民家は数少ない共通志向である。ブログのプロフィール欄に記しているように、私は郷里に映画をテーマにした博物館もどきをつくりたいと淡い夢がある。連れ合いは田舎で古民家を利用した店舗で雑貨屋を開きたい夢がある。夫婦として共有共存できる夢だ。
 だから連れ合いも私もこのうずまき舎の店主には聞きたい事が山ほどある。道の駅にチラシが1枚だけ残っていて、それで連絡先と営業時間を確認して、大阪へ戻る日に立ち寄った。連れ合いの方が訪問に乗り気である。

うずまき舎から見た風景。
棚田が特徴の山村。
手前の棚田の遥か奥の小さな平野部にボツボツ家が密集している町が見える。
そこが私の出身町だ。

 町の中心街から自動車で15分で行けるのだが、しかし道が悪いのでえらく遠くまで来たような感がする。けっこう家屋が点在する山村なのだが、それでも私の田舎が都会に見えるほど静かなところだった。

 こないだ、参議院から高知県選挙区が消えてしまった事でも判るように、高知は過疎県である。あの広い県に堺市よりも少ない人口が暮らしているのだ。都市といえるのは県庁所在地の高知市ぐらいで、そこには百貨店や映画館や大きな書店があるが、他の地域にはそんな施設は無いと思ったほうが良いだろう。
 まだ完全に紙オムツから卒業できていない息子のためにオムツを調達しようとスーパーや薬局に立ち寄ったら、大人用のオムツの売り場面積が圧倒的に広く、幼児用は申し訳程度というところからも、郷里の少し深刻な一面が出ている。

 この後、店主から高知県が如何に本腰を入れて移住者政策を展開しているのかを聞く事になる。高齢化と過疎化で管理が行き届かなくなった荒れた田畑や朽ち果てつつある空家が増える一方、ところが都会から田舎へ移住したいという若壮年層のニーズも根強くある。県はその斡旋を本腰入れてやり始めたのだ。

(中編へ続く)


 
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