ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

「東京維新の会」発足へ。 また「維新」の乱立か?ええ加減にせぇいよ。 近頃の現象[一一九八] 

東京維新の会」発足へ 
「橋下新党」に同調、
都議ら十数人が参加


 維新の党の分裂騒動に伴い、橋下徹大阪市長らが結党する国政政党「おおさか維新の会」に同調し、維新の党東京都総支部所属の都議や区議ら十数人が新たに地域政党「東京維新の会」を発足させることが30日、維新関係者への取材で分かった。都議の柳ケ瀬裕文氏が代表となる見通しで、近く表明する。(産経新聞)

【雑感】また「維新」の乱立か? 懲りへん連中やのう。「維新」という単語をこれほどライトに貶めたのは橋下氏とその関係者たちをおいて後にも先にも居ないのではないか。

 「維新」というのは大和言葉で「これあらた」と読む。この言葉自体には単に物事を新たにする程度の意味しかないのだが、維という文字には繊維の維だけでなく、「国家の大綱」の「綱」と同じ意味もある。
 つまりどういう事かというと、「国家の有り様を新たにする」という意味が「維新」という言葉に込められている。それならば「維新」の単語を政党の看板に掲げる事は不自然ではないと誰もが思うだろうが、話はそれだけでは無い。

 国家の有り様を新たに変えるという事は、選挙による政権交代が無かった時代は頻繁に血生臭い革命や謀反やクーデターの類が行われてきた。
 古くは大化の改新による中大兄皇子らのクーデター、彼は事件の直後に字は違うが読み方と意味はほぼ同じ「惟新」の単語を用いていた。
 江戸時代、平戸藩が藩校「維新館」を建てた時は幕府は「不穏当」と不快感を表し詰問したところからも、「維新」」には武力による社会制度の変更というニュアンスが含まれている。後の明治維新や、二二六事件の青年将校たちが唱えた昭和維新にいたっては説明の必要は無い。維新イコール流血革命は同義語なのだ。

 そんな言葉の意味を知ってか知らぬか、幕末明治維新に憧憬を抱くような文化人や政治家たちは「維新」を使いたがる。これによって、「維新」の言葉のニュアンスは随分軽くなったというより、矮小化されたような感を抱く。
 もはや、維新にまつわる血腥さや硝煙の臭いどころか、変革や改革や刷新といった能動的なイメージもなく、国家の大義の前には取るに足らぬ動機で徒に内輪喧嘩をするイメージ、胡散臭さしか感じなくなった。


 
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[ 2015/10/31 12:57 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(2)
橋下は自分の信念を貫いていると思います。

問題は橋下の人気を利用し選挙に当選しようとした連中のほうです。
もともと公務員制度改革は維新の結党理念であったが松野以下民主党と合流を企てている残留組は維新本来の理念を放棄したとしか言えない。

テレビを見ていても醜い言い訳をしているだけで自分たちが国民の前で醜態晒していることが分かっていないようです。松野は維新・民主双方が解党的出直し・合流を主張しているが民主党が解党しても大半の議員は民主党に残るでしょう。結果として政党の名称が変わるだけで維新は民主に飲み込まれる。


もはや次の選挙で維新の壊滅は必至でしょう。
[ 2015/11/01 18:40 ] [ 編集 ]
うろぱす氏

 そういう見方もありですし、橋下氏が松野氏らを教唆して屋根の上に登らせて梯子を外した、という解釈も成り立ちます。橋下氏が勢力拡大を急いだツケとも言えます。
 橋下氏も小沢一郎氏のように創っては壊しを繰り返しつつある。

 大阪では橋下氏らの人気・組織ともに未だ強靱、保守改革派は自民・公明では大きな改革は望めないし共産党は論外、中道からやや左寄りは改革を望んでも共産党では死票になる、という構図で「おおさか維新」は未だ強い。


> 橋下は自分の信念を貫いていると思います。
>
> 問題は橋下の人気を利用し選挙に当選しようとした連中のほうです。
> もともと公務員制度改革は維新の結党理念であったが松野以下民主党と合流を企てている残留組は維新本来の理念を放棄したとしか言えない。
>
> テレビを見ていても醜い言い訳をしているだけで自分たちが国民の前で醜態晒していることが分かっていないようです。松野は維新・民主双方が解党的出直し・合流を主張しているが民主党が解党しても大半の議員は民主党に残るでしょう。結果として政党の名称が変わるだけで維新は民主に飲み込まれる。
>
>
> もはや次の選挙で維新の壊滅は必至でしょう。
[ 2015/11/01 23:07 ] [ 編集 ]
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