真央、貫禄のSP首位!
2季ぶり舞台で究極ジャンプ魅せた フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第3戦、中国杯は6日、中国・北京の首都体育館で開幕。女子ショートプログラム(SP)には1年の休養を経てGPに復帰した浅田真央(25=中京大)が出場、71・73点で首位と貫禄の滑り出しとなった。本郷理華(19=邦和スポーツランド)が自己最高の65・79点で2位につけた。(スポニチアネックス)【雑感】たしかに、
浅田真央選手は見事という他ない。一年のブランクを経て貫禄の滑りで2位より大差をつけて1位なのだから。ミスらしいミスは無い。
本郷理華選手は期待通りの滑り。意外だったのは本大会では
真央ちゃんの脅威となる
エレーナ・ラジオノワ選手とアンナ・ポゴリラヤ選手の失速だ。
ハイティーンの頃の
真央ちゃんもそうだったが、ロシアの16歳と17歳の選手は体形の変化に苦しんでいるような気がした。特にエレーナちゃんは8センチ程度も伸びたという。以前、織田信成君がインタビューで体重が500グラム変化しただけでジャンプの感覚が狂ってしまうと語っていた。ましてやエレーナ選手は8センチだ。
そういえば、グランプリデビュー時は痩せた小学生のような雰囲気だった
エレーナ・ラジオノワ選手は、今ではやたら手足が長い成人したファッションモデルのような体形、身体の重心は激変しているはずだ。
浅田真央選手も自分の今までの競技生活を振り返って「15歳のころのジャンプが一番」だとインタビューに答えていた。
露骨な身内贔屓である事を認めたうえで言うが、
エレーナ・ラジオノワ選手は以前より真央シンパを公言していた。だから熱い親近感を持っているのだ。頑張ってほしいものだ。
そういえば、同じくロシアの新星だったユリア・リプニツカヤ選手もこないだのフィンランディア杯で
本郷理華選手に負けている。点数は170点台で、200点以上を何度も叩き出している彼女の力からすればどこか調子が悪いような気がする。やはり成長期の体形変化かもしれない。
ところで、今回のロシア選手を見て認識を新たにしたのだが、アメリカの選手とはあまりにも筋肉の付き方が違う。
浅田真央選手やロシアの選手に比べると、アメリカの女子フィギュアの選手はずんぐりとして肉の塊のような重量を感じてしまう。容姿端麗のアシュレイ・ワグナー選手でさえ競技に入った時の逞しい筋肉線の盛り上がりはまるで格闘家のようだ。本大会出場のコートニー・ヒックス選手は失礼ながらジャンプのたびに地響きが聞こえてきそうなほど重たく感じてしまう。
同じ「白人」なのにロシアとアメリカとではこうも違うのか。アメリカはまだ純粋に「スポーツ競技」としてフィギュアを捉えているのかもしれない。
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そういう運命の下に生まれたのです。