ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

大阪ダブル選挙、知事も市長も維新が獲るか。 近頃の現象[一二一〇] 

大阪維新が2勝 
都構想再挑戦へ 
橋下新党に勢い・ダブル選


 任期満了に伴う大阪府知事と大阪市長のダブル選が22日投開票され、知事選は地域政党「大阪維新の会」(代表・橋下徹大阪市長)公認で現職の松井一郎氏(51)が再選、市長選は同会公認の新人で前衆院議員の吉村洋文氏(40)が初当選を確実にした。(時事通信)

【雑感】まだ8時やぞ。開票もまだ始まってないところがあるんとちゃうんか? 瞬殺やな。

 最初の開票速報を観て驚愕、夜半までもつれ込むかなと思っていたら、勝敗は決していた。「北斗の拳」のケンシロウの決め台詞、まだ敵はピンピンしているのに決めポーズで指を差し「お前はもう死んでいる」と言われて、ポカーンとしてたら身体が爆発。そんな感じだな。
 松井一郎氏の得票率は60%を超えた、勝たせ過ぎだ。投票率は45%、思ったほど高かったが、この数字では組織票とシンパのみの闘いで浮動票は概ね大阪府の主権を放棄した。
 堺市長選挙でも思ったが維新は自力をつけた。あれだけ組織がゴタついていたのに大阪では団体としてのまとまりがある。もはや世間の人気や浮動票頼みの素人政党ではない。

 いろんな見方があると思うが、維新の勝利は仕方がないかなと思う。橋下氏は喧嘩が巧い。それに引き換え、橋下に喧嘩を仕掛ける側の士気は最悪だと思う。勝とうとする戦(いくさ)をやっていない。たぶん、橋下陣営に対抗してきた栗原貴子氏も柳本顕氏はもどかしさを感じていただろう。
 特に都構想否決で竹本直一氏ら自民党大阪府連の重鎮や幹部たちはテレビクルーがいる前であるにも関わらず無防備にも満面に歓喜を発散させている中で柳本氏だけは深刻な顔をしていた。勝った後が大変なのだ。反撃の口実を与えないよう引き締めていかねばならないのに、結局は維新のペースに絡めとられた。
 柳本氏にはそれがよく解っていたはずだが、本来は巨大組織の中で若手中堅の政治家、思うように動けなかったのかもしれない。維新創業者として陣営の全権を掌握している橋下氏と松井氏の軍勢を前にして、おのれらは元々こないだまで中間管理職的な立場から名義上の司令官に就任したばかり、おまけに自民党大本営からの支援は消極的。

 またアンチ橋下派の論調からも危機感は感じられなかった。都構想否決で「ざまぁみさらせ」的な反応では勝てる戦にも負ける。維新が強い事に「大阪府民はアホか」といった趣旨のtweetも見かけた。逆にアホかと返したい。「理解に苦しむ」というtweetも見かけた。「敵」の宣撫工作の恐ろしさに無知のままで戦に勝てるか。鉄の組織を誇り、いつも負けると判っていながら独自候補を繰り出す共産党が今回候補者を立てなかった事が何を意味するのか、アンチ橋下ならもっと恐怖を抱くべきだ。前の堺市長選挙でさえ、共産党は独自候補を立てずに現職を支援した。なのに、意外にも現職に敗れた維新候補は善戦しているのである。
 橋下人気で片付けられる人が多いが、そんな見方は滅茶苦茶大甘の見当ズレ甚だしい。共産党の方がよほど正確な分析をしている。さすが目端が利く組織だ。

 こりゃ橋下陣営は勝って当然だ。都構想では未明まで決着がつかなかったから、今回は維新の分裂騒ぎと都構想蒸し返しもあって夜中の零時までもつれ込むかなと思ったが、呆気にとられてしまうほどのアンチ橋下の大敗だ。


 
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[ 2015/11/22 20:08 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)
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