ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

ドイツに行ってきた!(6) ドイツ式生活考・質素かつ豪華な食事 晴雨堂の晴耕雨読な食生活[二〇一] 

ドイツの質素かつ豪華な食生活。

ドイツの朝の食卓。

【雑感】上記写真は一般的なドイツラインラント地方の食卓?のようである。
 テーブルの中央にパンをたくさん盛りつけたパン籠、その横のステンレス皿には生ハムやロースハムなど4種類のハムが並べられている。苺や杏子などの各種ジャムの瓶にヨーグルトやバターにレバーペーストが並ぶ。
 ボールに入っているのは姪っ子が初日にドイツで手に入る食材だけで作ってくれたチラシ寿司の残り。

 宿泊は主に姪っ子の彼氏の実家にホームステイする形で泊まり込んだ。朝食はお客様用ではなく通常のものらしい。H氏が食べ方を実演してくれた。握り拳大のパンを横に二つに割くように切ってから、切り口に好きなモノをのせたり塗ったりして食べる。H氏夫妻はバターやヨーグルトを分厚く左官みたいに塗ってからジャムをのせて食べるのが好きなようだ。姪っ子の彼氏F氏はレバーペーストを塗って食べる。(余談1)

 私は朝から甘いものは些か食傷なので、主にハムやチーズをのせて食べた。ドイツは食料品の物価が安い。上記写真と同じものを日本で揃えたらどれだけの出費になるだろうか? パンはおそらく1個150円から200円、生ハムだけでも1パック500円くらいはする。たぶん4000円から5000円かかるかもしれない。ところがここでは1000円超えないかもしれないのだ。生ハムは100円程度で売られていた。
 こんな御馳走、日本では小金持ちになっても食えない。姪っ子と彼氏を通訳にH氏に伝えると「ではお金持ちになった気分で楽しんでください」と仰ってくれた。私はズーズーしいので遠慮なくおかわりをしまくった。そのため、私には大酒飲みの大喰らいのイメージが定着してしまったようである。H夫人は必ず私におかわり入るかどうかを確認するようになった。

 ドイツの物価が安いのは食料品だけではない。ビールは日本の財務省は贅沢品と見なされているが、ここでは食料品に準ずる扱いのようだ。日本では500ミリリットル缶ビールはヱビスやプレミアムモルツで300円弱、だがドイツでは忠実に円に換算しても100円未満である
 もちろん日本でも100円台のビールはあるが、それは酒税法対策で麦芽を減らし副原料で水増しした発泡酒と呼ばれるビールもどき、ドイツで流通しているビールは全て麦芽100%、日本でいうプレミアムビールなのである。

 ケルン市内の観光をして痛感したのだが、交通費も安い。たった1ユーロ(100円程度)の長距離バスまであるのだ。私が交通費節約で帰省に夜間バスを使ったとき6000円レベルで安いと思っていたのに、1ユーロバスとは!
 もちろん、ドイツをはじめヨーロッパ先進国は国家として教育に投資しているので、学生への補助は手厚い。姪っ子や彼氏は大学生なので電車には切符なしで乗れる。博物館などの施設も無料かそれに近い。日本の学割は奨学金は苦しい家計の前に焼け石の水だ。中途半端な支援でしかない。

 もちろん高いのもあった。日本への土産にスーパーで贈答品用のボールペンを買ったのだが、日本なら200円程度の代物である。それが6ユーロ弱もしたのだ。日本円で700円くらいか。
 ビールも含めて生活必需品は安く抑え、あまり生活に関係のない物品は高くなっている。

(余談1)お気づきのように、野菜類が少ない。どうやってビタミン類を補給しているのだろうか質問してみた。姪っ子は「それはフルーツでとっている」と言う。たしかに、少し小腹がすいたら林檎や蜜柑やバナナをよく食べる。
 日本を発つ前に、一部の諸兄から「ドイツは肉とジャガイモばっかりで体調崩すぞ」「日本食が恋しくなるからカップ麺や2分でご飯を持って行け」と脅かされたが、少なくとも私はむしろ体調が良くなったし、一週間程度では全く日本食が恋しいとは思わない。
 何故だろう? たぶん、日本で同じメニューの食生活で一週間すごしたら体調を崩してしまうと思うのだ。

 ドイツ料理を食べる貴重な機会とばかりおかわりしまくったので、食事を作ってくれたH夫人は私の顔をみると「おかわりいるでしょ」と空になった皿を差し出すよう指示するようになった。


 
 blogram投票ボタン にほんブログ村 映画ブログへ
ブログランキングに参加しています。
関連記事
スポンサーサイト
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
映画処方箋一覧
晴雨堂が独断と偏見で処方した映画作品。
下段「日誌」項目は晴雨堂の日常雑感です。
メールフォーム
晴雨堂ミカエルに直接ご意見を仰せになりたい方は、このメールフォームを利用してください。晴雨堂のメールアドレスに送信されます。

名前:
メール:
件名:
本文:

プロフィール
↓私の愛車と野営道具を入れたリュックです。

晴雨堂ミカエル

Author:晴雨堂ミカエル
 執筆者兼管理人の詳しいプロフィールは下記の「晴雨堂ミカエルのプロフ」をクリックしてください。

晴雨堂ミカエルのプロフ

FC2カウンター
2007年10月29日設置
当ブログ注目記事ランキング
当ブログで閲覧数の多い順ランキングです。
設置2013年6月13日
ブログランキング
下記のランキングにも参加しております。ご声援ありがとうございます。
  にほんブログ村 映画ブログへblogram投票ボタン
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
映画
192位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
レビュー
87位
アクセスランキングを見る>>
タグランキング
晴雨堂の関心度が反映されています。当ブログ開設当初は「黒澤明」が一位だったのに、今は・・。
訪問者閲覧記事
最近のアクセス者が閲覧した記事を表示しています。
月別アーカイブ
ブロとも申請フォーム
リンク