ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

俺は舛添要一は嫌いだから弁護する気はない。しかし彼をクビにする都民は脊髄反射が過ぎるのではないか? [一二五三]  

都政停滞「耐え難い」 
辞職の理由説明―舛添


 東京都の舛添要一知事は15日の都議会本会議で、辞職の理由について「これ以上、都政の停滞を長引かせることは、私にとっても耐え難いことだ。私が退くことが一番だと考えるに至った」と説明した。
 「任期途中でこのような形となり、反省と心残りの念は尽きないが、全て自らの不徳の致すところだ」とも語った。(時事通信)

【雑感】私事だが少し広い府営団地に引っ越した際に、当ブログの管理画面を開けるパスワードを記したメモ用紙が紛失してしまい、段ボールの山から発掘するのに手間取った。ちょうど、パスワード変更の時期だったので新しい番号を身体で覚えきれていなかった。
 今朝、偶然にもありふれた所からメモ用紙が出てきたのでブログ更新ができる運びとなった。


 さて、更新できる状態となって最初に飛び込んできたニュースが舛添要一氏の東京都知事辞任だ。
 個人的には舛添要一氏に良き印象は持っていないので「ざまぁみさらせ」という思いしかないのだが、東京都の問題として考えた場合ではホンマにこれでええんか?という疑問を抱く。

 当初の舛添都政は自民から共産まで概ね可もなく否もなく恙ない評価だったし、東京都が出した防災冊子「東京防災」などは大好評だった。
 待機児童解消を謳いながら都の土地を韓国学校のために使う事などは首を傾げるが、どの知事さんでも長所短所はあるし同じ政策でも主権者各々の立場によっても評価は分かれるものなので、むしろ知事失格の烙印を捺さなければならないほどの失点ではない。

 また、舛添外交が「地方自治体の首長がやる仕事ではない」との批判が多いが、五輪を誘致してしまった以上は2020年東京五輪主催都市の首長として諸外国に対し宣伝工作を行う必要は当然出てくるし、舛添氏はフランス語と英語が話せるのでIOCの幹部たちと通訳なしで付き合えるメリットがあるし、それが他の知事・歴代の知事に無い舛添の価値ではないか。
 某コメンテーターの中には「都民は五輪だけで生活している訳ではない」と一見正論のような言葉を吐くところを観たが、未だ放射能を流している福島原発を僅か2・300キロ北に抱え、ISなどのテロ組織の活動が活発なこの難しい時期にオリンピックを行うなどと私個人は正気の沙汰ではないと思っているのだが、都民たちの多くは危険な五輪開催を支持した。
 一連の報道でも明らかなように、東京五輪も無駄遣いの塊だ。それを看過しておいてフランス語のできる舛添氏を数十万円規模の無駄遣いでクビを切るのは果たして賢いやり方なのか?

 もう一度いうが、俺は舛添氏が嫌いだし、五輪なんてやるもんじゃないと思っている。どうしても日本で開催したいんやったら既に開催経験のある東京よりもかつて東京と候補を争った福岡市で行うべきだと思っている。
 だが、東京五輪も舛添要一氏も都民の多くが支持をした。都民たちが舛添氏を引きずり下ろすことに熱中する様に強い違和感を抱く。そして次期知事候補に名が挙がっているのは、これまたタレントあがりの有名人ばかりだ。タレントあがりが悪いという意味ではなく、そんな人材しか思い浮かばない体質が今回の猪瀬・舛添と続く失態を招いた、その反省が全くない。東京都の主権は東京都民やぞ。都民自身が蒔いた種だ。


 今回のスキャンダルに関係する舛添氏の記者会見映像を観ていると、老けたなぁと思う。
 舛添氏の今までの生き方は要領よく自分を高く売り込んでステップアップする事だった。文武に秀でた神童が東大法学部へあがり、マルクスにかぶれて学生運動に参加するも早々に見切りをつけてフランスへ留学。アメリカではなく歴史と文化が薫る御フランス、東大助教授(現在の准教授)に若くして就任しマスコミの寵児となる。東大での出世に見切りをつけると退官してマスコミに「政治評論家」とは呼ばせず「国際政治学者」なる評論家より格上風の肩書を造語して呼ばせ、たしか自民党から北海道知事選の要請を一度は断り、本人の計算かどうかは判らないが自民党に焦らし効果を与え、後の参議院ではトップ当選。
 さらに年金処理の杜撰さ露見など問題の多い厚労省の大臣を敢えて務めて火中の栗を拾ったアピールをし、一時は自民党総裁候補の一人とまで讃えられた。

 ただ、この頃からの執行部批判や離党あたりから舛添氏の勘がズレてきたように思う。それ以降の活躍はいまいちパッとしない。
 私は東京都民ではないので気楽に言うが、いっそ往生際悪く議会を解散させて知事職の権限を目一杯にやりたい放題やりまくり悪行を歴史に名を残してほしかった。鉄面皮に動いて楽しませてくれたらいいのに、妙なところで常識人ぶって気弱になりよって。
 年齢も考えると、以前のようなタレントにも戻れない。残りの人生を隠遁するしか道はない。


 
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[ 2016/06/16 11:54 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(4)
書き込みありがとうございました。
お子様がまだ小さいとのことで
まだまだ頑張らねば!ですね。

しかし、子供は良いですよね。
エネルギーに満ちあふれている。
まさに元気をわけてもらえますね。
(吸い取られているって話も有るけど)

4歳とは一番可愛い時期じゃ無いですか?
息子はこの頃はまだ「チュウ」してくれましたよ(笑)
今じゃ目が有っただけで
「はぁ~?キモイ」ですからね。

子育てを是非楽しんでくださいませ。
またお邪魔させて頂きます。
[ 2016/06/17 09:02 ] [ 編集 ]
東大卒でも人間の本性は悲しいほど変わらないようですね・・・

せこ過ぎて呆れ果てます。
[ 2016/06/20 18:04 ] [ 編集 ]
かえでねこ氏へ

 周りからよく言われます。「今が一番可愛い時ですね」と。子供は希望の星です。一人いるだけで家庭が明るくなります。

 私自身の頃を思い出すと、これからの反抗期はしんどい事になりそうです。


 晩婚晩産の典型ですので、つくづく江戸時代は理に適っていたのかなと思ったりします。
結婚は10代、出産はハイティーン、40過ぎには孫の世話、このパターンが一番です。

 体力的に子育てはきついし、年老いた父母に毎日面倒はきついし、やっぱり晩婚晩産は良くないなぁと痛感しています。


> 書き込みありがとうございました。
> お子様がまだ小さいとのことで
> まだまだ頑張らねば!ですね。
>
> しかし、子供は良いですよね。
> エネルギーに満ちあふれている。
> まさに元気をわけてもらえますね。
> (吸い取られているって話も有るけど)
>
> 4歳とは一番可愛い時期じゃ無いですか?
> 息子はこの頃はまだ「チュウ」してくれましたよ(笑)
> 今じゃ目が有っただけで
> 「はぁ~?キモイ」ですからね。
>
> 子育てを是非楽しんでくださいませ。
> またお邪魔させて頂きます。
[ 2016/06/21 11:37 ] [ 編集 ]
うろぱす氏へ

 漫画家前川司氏の作品に「票田のトラクター」というのがあります。あれは比較的正確に政治家の日常の楽屋裏が描写されています。
 主人公が仕える保守与党の若手代議士が、地元主権者の後援会関係者に対しては「総理の特命をおびてアメリカに視察へ行ってまいりました」というが実際は家族で観光旅行も兼ねる、よくぞ描いたものです。あの作品が描かれたのが20年程度昔です。

 舛添氏の感覚は20年前であれば特に問題にされなかった類の小さな不正です。その舛添氏は20年も前からそんな小さな不正にもメスを入れろと声高に主張してきた訳ですから、凡人が綺麗ごとを言うのも程々にしないといけませんね。

 綺麗ごとを言えば自身の家賃も高くなる、ある種の負債を抱えるようなものです。それを骨の髄まで判っている人は皆無に近い。私はその理屈を若干は判っているのでエロ親父のエロ保守を名乗っている訳です。


> 東大卒でも人間の本性は悲しいほど変わらないようですね・・・
>
> せこ過ぎて呆れ果てます。
[ 2016/06/21 11:54 ] [ 編集 ]
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