晴雨堂の耕晴雨読な映画処方箋
 晴雨堂ミカエルの飄々とした耕晴雨読な映画処方箋。  体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。

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↓私の愛車と野営道具を入れたリュックです。

晴雨堂ミカエル

Author:晴雨堂ミカエル
 映画好き・猫好き・ドイツビール好きです。よく晴れた爽やかな日はマウンテンバイクでサイクリングをしながら風景や野良猫を撮影します。
 リタイア後は田舎に帰り、晴天は畑仕事や庭いじり、雨天は読書や映画鑑賞の文字通り耕晴雨読の日々をおくるのが夢です。
 お金があれば郷里に「晴雨堂オタク記念館」を設立して地元の文化交流の発信基地にしたい、連れ合いは怒るだろうが。館長に任命してやるといったら言下に断られた。
 
 ブログを始めたのは2007年5月から、本格的に参考書に目を通しながら運営を始めたのは同年11月から、操作方法で度々ミスがあると思いますがご容赦のほど願います。
 現在、少しずつですがブログを観やすいよう整理を行なっています。


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2007年10月29日設置

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晴雨堂が独断と偏見で処方した映画作品。
下段5項目は晴雨堂の日常です。

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「さくらん」-カップルで観に行こう 3
【2007/11/30 02:28】 映画・・カップルで観に行こう
蜷川実花氏が「マリー」を担当すべきかな。
 
 

 
 蜷川実花氏とソフィア=コッポラ氏、2人の二世監督がほぼ同時期に華やかな女性を主人公にした映画を制作発表した。
 
 2人とも同じ200年程前(「さくらん」原作読んでないので判らないが、たぶん風俗から1800年前後の文化文政時代と思う)の女性に焦点をあてた。かたやフランスの支配階級のトップにいる孤独な心の王妃、かたや日本社会の底辺に属する遊廓のトップに君臨するこれもまた孤独な花魁。(吉原の花魁はお大名よりも畏怖されていたと聞く)
 
 私の率直な感想をいうと、2人は担当作品を交換するべきだった。
 
 ソフィア=コッポラ氏なら、もっと江戸時代を生々しく華やかに描けたし、土屋アンナ氏をもっと魅力的に映したのではないか? 演技力に難のある子役も使わないだろう。問題は吉原への知識の欠如と偏見だが、有能な時代考証担当者と原作者の意向に謙虚に従えば、彼女の腕なら吉原を再現できる。それに彼女のこれまでの作風を考えたら、国家権力の中枢にいる表舞台の王妃よりも、日陰の華やかさに生きる花魁を描写するほうが力を発揮しやすいと思う。
 
 蜷川実花氏なら日本でもウケる「マリー・アントワネット」を撮れる。彼女の世代なら「ベルばら」を読んでいるだろうし、読んでいなくてもフランス革命の事は知っているはず。「ベルばら」ファンのニーズに合った「マリー」をもっと劇的に華々しく撮るのではないか。

 2人の映画づくりを観て、そう思った。
 
2007年 日本映画 111分
監督 蜷川実花
原作 安野モヨコ
音楽 椎名林檎
脚本 タナダユキ
土屋アンナ(きよ葉・日暮)
椎名桔平(倉之助)
成宮寛貴(惣次郎)
木村佳乃(高尾)
菅野美穂(粧ひ)
永瀬正敏(光信)
美波(若菊)
山本浩司(大工)      遠藤憲一(坂口)
小池彩夢(幼ききよ葉)   山口愛(しげじ)
小泉今日子(お蘭)     石橋蓮司(楼主)
夏木マリ(女将)      市川左團次[4代目](ご隠居)
安藤政信(清次)      蜷川みほ(桃花)
近野成美(雪路)      星野晶子(遣手)
翁華栄(番頭)       津田寛治(粧ひの客)
長塚圭史(きよ葉の客)  SABU(床紅葉の客) 
丸山智己(日暮の客)  小栗旬(花屋)
会田誠(−)        庵野秀明(−)
忌野清志郎(−)     大森南朋(−)
ゴリ(−)         古厩智之(−)
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作者の安野モヨコの魅力

原作者の安野モヨコ氏の、花魁の人生と恋を題材にした「さくらん」は、彼女の実力を惜しみなく発揮できた作品ではないだろうか。 通いの旦那への恋心、そして女性の視線からあそこまでリアルに描けるのは、彼女の力以外の何ものでもない。 そして人物描写もかなりうまい。... 仕事の数だけ働きマン【2007/12/22 15:32】


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