パチンコと熱中症 近頃の現象[二百四]
親がパチンコ中に車内で…熱中症か
27日午後1時半ごろ、秋田県由利本荘市上大野のパチンコ店駐車場で、同県にかほ市の主婦(31)が自分の車の中で長男(生後11カ月)がぐったりしているのに気づき119番した。長男は搬送先の病院で死亡。熱中症とみられ、県警由利本荘署は保護責任者遺棄致死の疑いもあるとみて母親から事情を聴いている。(毎日新聞)
【雑感】結局、逮捕したようだ。
これも後を絶たない飲酒運転の轢き逃げ犯罪と同じだ。過去、何人の幼児が車内に放置されて死んでいると思っているのか。
子供を車内にほったらかしてパチンコ熱中して死なせてしまう「事故」、あまりにも多発しているゆえ、もはや「事故」ではなく「遺棄致死」、さらには「未必の故意による殺人容疑」の可能性すら指摘されるようになって久しい。それなのにパチンコを我慢できない輩が出ている。
報道によれば、後部座席のチャイルドシートに座らせ、車の窓を閉めたままエアコンをかけずに午前10時すぎから午後1時までパチンコをしていたらしい。そんなことしたら、死ぬのわかりきっとるやないか。
自分自身が8月のクーラーの無い車内で窓を閉め切って水も飲まずに3時間も我慢できるか? 気分も悪くならず快適におれるか? 想像力の無い輩だ。
こんな事件が相次ぐと、そのうち託児所を設けないパチンコ店にも責任がある、パチンコ依存症だから無罪、という言い訳と責任転嫁をする鉄面皮が現れるようになるだろう。
人間という生き物は、肝心な事にはバカを晒すわりに、「言い訳」と「正当化」には驚くほど頭を回転させる。
そういう意味で、押尾学容疑者や高相夫妻に保釈だとか温情判決といことになったら、モラルハザードの元だ。



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