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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

護衛艦「くらま」 近頃の現象[二百七十九] 

海保側「左を追い抜いて下さい」
衝突前、韓国船に伝達

 
 28日に記者会見した北沢俊美防衛相の説明などによると、「くらま」は海峡通過にあたり、乗組員全員が見張りなどにつく「総員配置」の態勢を取り、甲板上にも隊員を置いた。艦長は見張りの隊員らからコンテナ船接近の報告を受けた。海上交通センターからも「近接している船があるが大丈夫か」と連絡が入ったという。艦長は「衝突回避のため急減速の措置をとったが間に合わなかった」と聞き取り調査に説明したという。
 7管は同日、両船を業務上過失往来危険の疑いで現場検証して事故原因の究明に着手し、両船の航海日誌などを押収した。レーダー機器の記録などから詳しい航跡などを分析する方針だ。 (朝日新聞)
 
【雑感】事故直後、多くのマスコミは「すわ!自衛隊がまた不祥事か!」とでも言わんばかりの論調だったが、次第に事故原因は護衛艦くらま」よりも、韓国の貨物船「カリナスター」と海峡の交通を監督していた海上保安庁にある可能性が出てきた。
 
 「カリナスター」の船長は前方の船を追い越す際に海上保安庁へ「右から追い越したい」と打診したところ「左へ舵をきれ」と指示されたのできったら護衛艦と正面衝突した、と主張している。
 
 海上保安庁は、「追い越したいのなら左から」と助言したが、あくまで最終判断と責任は船長にある、と主張している。
 昔から万国法は右に舵をきるとなっていて、貨物船船長も当初は右から追い越そうとしていたようだが、右だと九州側の陸地に座礁する危険があり、海保は「どうしても追い越したいなら左へ」と意見したとのこと。
 
 護衛艦くらま」は狭く交通量の多い海峡ゆえ総員で警戒していたが「カリナスター」との衝突は避けられなかったとしている。
 
 事実として平時の運行で艦を破損させてしまった件での艦長柏原正俊一等海佐の責任は存在するが、「くらま」自体は被害者だろう。素人考えからしても、なんでよりによってわざわざ狭い海域で「カリナスター」は追い越しをせなあかんのか、なんで海保はそれを思い留まるよう意見しなかったのか、不思議に思う。
 「カリナスター」と海保海難審判で対立するだろう。延々もめることを覚悟しなければならない。「くらま」の損害はどこが賠償してくれるのだろうか? 道路交通なら「カリナスター」側が主に支払うだろうが。
 派手な衝突と火災の割りに死者が出なかったのは不幸中の幸いだ。
 
 そして自衛隊の事故と聞くや反射的に自衛隊を非難してしまうマスコミ。ジャーナリズムの使命は権力の監視であり、軍・警察は権力の暴力装置ゆえに厳しい見方をしなければならないのは解るが、事実関係が明白でないうちから「くらま」を下手人扱いするかのような論調はいかがなものか?
 

 
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[ 2009/10/29 12:29 ] 日誌・・近頃の現象 | TB(0) | CM(0)
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