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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

「ヤッターマン」 萌えたい時に〔19〕 

ヤッターマン」 深田ドロンジョ様が素敵。
 


【原題】
【公開年】2008年  【制作国】日本国  【時間】111分  
【監督】三池崇史
【原作】竜の子プロダクション
【音楽】山本正之 神保正明 藤原いくろう
【脚本】十川誠志
【言語】日本語
【出演】深田恭子ドロンジョ)  生瀬勝久(ボヤッキー)  ケンドーコバヤシ(トンズラー)  櫻井翔ヤッターマン1号 高田ガン)  福田沙紀ヤッターマン2号 上成愛)  岡本杏理(海江田翔子)  阿部サダヲ(海江田博士)  斎藤歩(-)  ムロツヨシ(-)  三浦誠己(-)  桃生亜希子(-)  太田英明(-)  水谷加奈(-)  柳原哲也(-)  平井善之(-)  山寺宏一(ヤッターワン/ヤッターキング/説明人形)  小原乃梨子(-)  たてかべ和也(-)  笹川ひろし(-)  滝口順平(ドクロベエ)  たかはし智秋(オモッチャマ)      
    
【成分】笑える 楽しい ファンタジー ゴージャス パニック 勇敢 切ない セクシー かわいい かっこいい コミカル 特撮
         
【特徴】タツノコ・アニメの実写映画化。アニメの雰囲気とノリを忠実に再現するとともに、70年代後半に小中学生時代をおくった少し助平な男の子のためにR指定に抵触しない程度のお色気でふんだんに味付けしている。
 深田恭子氏扮するドロンジョの美しさに胸をときめかす中年男子は大勢いる。因みに深田恭子氏はこのドロンジョ役で第52回ブルーリボン賞助演女優賞、第19回東京スポーツ映画大賞助演女優賞を受賞、たしかに晴雨堂が審査員なら迷わず選んでしまう。
  
【効能】懐かしさと胸のときめきで中年男子は思春期に戻れる。
 
【副作用】男子の助平趣味で気分が悪くなる。幼児連れの若奥様にはまったく向かない映画。
 
下の【続きを読む】をクリックするとネタバレありの詳しいレビューが現れます。  
ヤッターマン世代の中年男子を狙い撃ち!
 
 タツノコアニメ「ヤッターマン」がTV放送されたのは、私が中学生の頃だったと思う。独特のワザとらしいテンポに趣向を凝らしたナンセンスメカが面白い、がやはり毎回ボロボロにやられる個性派ぞろいのドロンボー一味、特にベルクカッツェ(余談1)もどきのスレンダー美女ドロンジョ様は、お気に入りキャラだった。

 ハッキリいって、「ヤッターマン」真の主人公はドロンボー一味だと思っている。善玉二枚目キャラというのはただでさえ無個性だ。しかもヤッターマンは2人とも似た様な帽子にアイマスクにツナギ、乏しい個性をさらに封じ込められている。それを補っているのが犬型戦闘ロボ・ヤッターワンだが、毎回個性的なメカで勝負してくるドロンボー一味のインパクトにかなわない。加えて私は昔からヒール(悪役)好きだ。ドロンボー一味は愛すべき可愛らしい悪役たちである。

 この実写映画「ヤッターマン」は当時のアニメ世界を贅沢な予算で再現した作品である。いきなり御馴染みの戦闘場面から始まり昔のファンの心を掴む。劇場映画なのに「今週のメカは・・」と言ったり、ラストには「来週の予告編」までアニメのノリで登場(余談2)するので、私のような中年男にとっては笑いとともに、これは一回こっきりの劇場映画なんだと思うと懐かしさと切なさまで感じてしまう。

 いや、これは単なる再現ではない。三池崇史監督は湯水の如く予算を使いスケベ心剥き出しで遊びまくっている。アニメ版でもお色気場面が多々登場するが、ささやかなものでしかない。ところがこれは鮮明な実写を活かして実に生々しく描写しているのだ。
 この下ネタ場面はけっこう強烈である。せいぜい太股や胸の谷間が見える程度なのでR指定ではないが、場合によってはR指定よりも艶かしい。岡本杏理氏はしばしば楳図かずお的ギャグで大股ひらいて綺麗な太股を魅せるし、清純派の福田沙紀氏は戦闘中に股の部分が擦れる。そしてドロンジョ様こと深田恭子氏(余談3)の胸の谷間・肩・首筋を舐めるように写すカメラ。艶かしい魅力のドロンジョに対して欲望を抱く黒幕ドクロベエ。敵メカにモロ欲情してしまう犬型ロボ・ヤッターワン。

 この実写映画は実に私の心を鷲掴みしてくれた。小中学生時代にアニメを観ていた現在30代40代の男性をターゲットにしている。間違いない。いつもは映画をみるだけに済ますのに、今回に限ってはつい売店で深田ドロンジョ様のクリアファイルを買ってしまった。もしかしたら日を改めてドロンジョ様のポスターを買ってしまうかもしれない。

 アニメ版の段階から既に真の主人公はドロンボー一味と勝手に思っていたが、この映画では完全にドロンボー一味のドロンジョ様が主役で、ヤッターマンたちは引き立て役に回っている。どうやら制作者の意図と私の需要が一致してしまったのか。あるいは制作者の術中にハマってしまったのか。
 深田恭子氏は特に好みでもファンでもなかったが、お気に入り女優になってしまった。

(余談1)ベルクカッツェ、同じくタツノコプロのアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」に登場する悪のリーダー。容姿はドロンジョを逞しくして露出度を無くした感じの雌雄同体キャラ。ガッチャマンとの敗北が確定的になると要領よく部下を見捨てて無傷で脱出する。

 ところで、フランスの女優にドモンジョ氏がいるが、ドロンジョはそれにかけているのかな?

(余談2)興行的に大成功なら、また同じキャスティングで予告編の映画化をやってほしい。いや、最初からその計画なのだろうか? 深田恭子氏と福田沙紀氏は不動にしてもらいたい。

(余談3)私は杉本彩氏がドロンジョ様に扮するべきと思っていたが、深田ドロンジョ様を観て考えが変わった。たしかにアニメの設定では20代半ばだから、杉本氏では歳をとり過ぎている。
 それにしても、最近まで印象としては福田沙紀的華奢な少女だと思っていた。最近の缶酎ハイCMでバタフライをやっている深田恭子氏も、腕はかなり細く見えていた。ところがドロンジョ様の恭子氏はなんと逞しい艶やかなナイスボディ、いつの間に?

 ドロンジョたちの声を担当していた声優たちがカメオ出演しているのも素晴らしいファンサービスだ。

 ヤッターマン2号のことを「2号さん」と呼んだのが深田ドロンジョではなく、岡本杏理氏だったのが少し残念。ファンとしてはドロンジョの口から「2号さん」が出てくるのを待っていた人がいたと思う。

晴雨堂スタンダード評価
☆☆☆☆ 優
 
晴雨堂マニアック評価
☆☆☆☆ 名作

 
【受賞】第52回ブルーリボン賞助演女優賞 第19回東京スポーツ映画大賞助演女優賞


 
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コメントありがとうございました。

アニメバージョンを知ってる世代としましては。面白い作品でした。

アニメの実写版だけに、あまり期待していなかったのが良かったのか?以外に抵抗なくみれました(爆)

[ 2009/11/15 20:59 ] [ 編集 ]
かっぱ氏へ
 
 私も期待はしていませんでした。目当てはただ1つ、恭子りんのドロンジョ様だけです。(笑)

> コメントありがとうございました。
>
> アニメバージョンを知ってる世代としましては。面白い作品でした。
>
> アニメの実写版だけに、あまり期待していなかったのが良かったのか?以外に抵抗なくみれました(爆)
[ 2009/11/20 00:55 ] [ 編集 ]
この評価嬉しいです(笑)
アホだしシツコいんですけど、この悪ノリぶりが三池監督らしくって。
こんなに売れるとは思わなかった!と思った記憶が、まだ新しい、、、w
[ 2009/11/25 14:05 ] [ 編集 ]
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ヤッターマン 監督: 三池崇史 出演:  櫻井翔、福田沙紀、深田恭子、生瀬勝久      ケンドー・コバヤシ、阿部サダヲ、岡本杏理 公開:...
[2009/11/14 23:26] 映画@見取り八段
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