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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

「女子競泳反乱軍」 萌えたい時に〔20〕 

女子競泳反乱軍」 
競泳水着美女が大勢集まると壮観だ。

 


【原題】
【公開年】2007年  【制作国】日本国  【時間】78分  
【監督】カワノコウジ川野浩司
【原作】
【音楽】竹松秀人
【脚本】大和田悟史
【言語】日本語
【出演】範田紗々(アキ)  日高ゆりあ(サヤカ)  時任歩(マリコ先生)  木庭博光(ムラサワ)  吉沢季代(保健の先生)  西田英智(数学の先生)  山崎栄(-)  柳東史(ドクトル)
    
【成分】笑える 勇敢 セクシー かっこいい コミカル 学園モノ ホラーもどき ゾンビもどき
         
【特徴】一応ゾンビ・ホラー映画なのだが、まったく怖くないお色気映画。ホラーテイストのポルノ映画といっても良いのだが、モザイク処理をしなければならない場面は避けている。
 アメリカではこの手のBC級以下は画質が悪く演じている俳優たちも汚らしいメイクで体臭が漂ってきそうなリアリティを出すのだが、日本では何故か綺麗・クリアーに描写しすぎているのが特徴だ。
 競泳水着を着たスレンダー美女たちが勢揃いしている場面は壮観、血糊で全身を真っ赤にして歩くヒロイン範田紗々氏はホラー的美しさがある。
  
【効能】範田紗々氏の裸体に萌え。
 
【副作用】いい加減な設定、いい加減な構成、いい加減な展開、いい加減なメイクに呆れ果て金の無駄遣いをしてしまった事を後悔する。
 
下の【続きを読む】をクリックするとネタバレありの詳しいレビューが現れます。記事に直接アクセスした場合は、この行より下がネタばれになりますので注意してください。  
血糊で真っ赤に染めた範田紗々氏の全裸姿はホラー的美しさがある。
 
 一応ゾンビ映画なのだが恐怖のカケラも無い。ゾンビの顔はメイク丸出し、血飛沫と肉片が飛び散るグロい場面も造型まるわかり。
 主演女優の範田紗々氏はグラビアアイドルからAVへ転身した俳優、日高ゆりあ氏はベテランのAV女優で長らく女子高生役やレズビアン物を得意としている。時任歩氏も熟女系演技派ポルノ女優だ。出演者の顔触れから内容はポルノ映画である事が推測されたが、いざ中身を見ればお色気場面や絡みの場面が多いものの、モザイクを使用しなければならない場面は避けている。
 つまり、この映画はホラーでは無く、またAVほどの性的描写ではなく、ゾンビホラー風味のいわゆるお色気おバカ映画である。

 欧米のお色気おバカのゾンビ映画と比べると、おバカぶりはさほど変わらないしお色気はむしろ日本の方が綺麗で刺激的。(ただ、クリアーな画像が逆に安っぽさを強調している)だが投下資本との比較で見ると、欧米では自主制作レベルの資金力と人材でもそれなりに印象に残る作品は多いが、この本作はやはりお金をかけている。まずプロ俳優でかためられているから人件費は安くはない。
 小さなプロダクションや素人が気楽におバカ映画をつくれる時代、そこそこの規模のプロダクションならもっと本格的に生々しくて半熟れゾンビ映画をつくってほしいものだ。
 
 物語冒頭は、ホラーテイストな出だしで始まる。日暮の室内プール、競泳水着を着た若い女性が1人現れる。彼女は誰もいないプールで泳ぎはじめる(余談1)が、何者かが脚を引っ張り、驚いて周囲を見回しても誰も居ない。スタンダードながら格調高い良い雰囲気だ。残念ながらそれ以降は安っぽいAVまがいの場面しかないのだが。
 冒頭の場面の後、過去を背負った謎の美少女転校生が、女子高の門をくぐるところから物語が動き出す。

 突然、謎の伝染病が流行り教師や生徒は次々と顔色がゾンビのようになり凶暴化して生徒たちを食い殺していく。学園はたちまち無法状態、しかしどういう訳か水泳部員だけは感染せず一室に避難する。「女子競泳反乱軍」というタイトルだから、きっと水泳部員たちが屋内プールと部室に立て篭もり、弓道部から押収した弓矢やソフト部から捕獲したバットなどで武装して、攻囲の輪を縮めてくるゾンビたちを迎え撃つ、私はそんなシーンを期待していたのだが、そんな場面は無いし群集バトルも貧相だった。まさしくタイトル負けの内容。
 主人公はどうやら特殊部隊で兵士としての訓練を受けているような設定があったが、そんな派手な設定は必要を感じなかった。極普通に極普通の高校生で良かったのではないか。

 ただ、スタイルの良い(水泳選手には見えない体型だが)女優・エキストラが競泳水着姿で10人ほど集まっている光景はなかなかの迫力。
 また主演の範田紗々氏が全身を血糊で真っ赤にした全裸姿(余談2)で学校を歩く光景はなかなかホラー的な美しさがある。

(余談1)競泳水着をテーマにしている映画だから女子高水泳部が舞台。残念ながら泳ぎが巧い女優はいない。メイキング映像によると、範田紗々氏は殆ど泳げない状態から撮影の合間で一応の平泳ぎができるほどにしたのは努力賞ものだ。
 たぶん冒頭の場面は出演者の中で最も泳ぎの巧い女性を使っているのだろうと思う。クロールで綺麗なクイックターンを披露した。だが、スタートの飛び込みは膝が曲がって不細工。クロールも手の動かし方が滑らかでないし息継ぎの顔を上げ過ぎ。水泳選手の泳ぎ方ではない。
 私がなぜ偉そうに泳ぎ方の講釈たれるのかというと、中学高校と水泳部でバタフライと個人メドレーをやっていたからだ。冒頭の場面だけでも、水泳部経験のある女優か素人を使ってほしかった。

(余談2)範田紗々氏の胸は大きくて形が良い。まるでアニメに登場する美少女キャラのような体型だ。
 彼女は小澤マリア主演の実写版「けっこう仮面」で男装の美少女「面光一」を演じたこともある。髪を短髪にして学生服を着た姿は様になりすぎて普通の地味な草食系男子にしか見えない。少なくとも「美少年」には見えなかった。
 
晴雨堂スタンダード評価
☆☆ 可
 
晴雨堂マニアック評価
☆☆ 凡作

 
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