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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

大阪長居公園にてオクトバーフェスト(ドイツビールの祭典)開催! 今月31日まで。 ビールは偉大な発酵食品だ[四十] 

長居公園でドイツビールの祭典 
オオサカオクトーバーフェスト」始まる


 2011年から昨年まで天王寺公園で開かれてきた人気のイベント。今年は天王寺公園が改修工事に入っているため、同所に会場を移した。
 会場には、「アルコブロイ」「エルディンガー」「ハッカープショール」「アルピルスバッハ」「ケーニッヒルードヴィッヒ」「レーベンブロイ」「ヴァルシュタイナー」「リーフマン」などのブースを設け、たる生ビールやソーセージ、ジャーマンポテトなどの料理を提供する。ステージでドイツ楽団の演奏も行われ、「プロースト(乾杯)」の掛け声で乾杯する様子が見られる。
 初日はオープニングセレモニーが開かれ、元サッカー選手で現在はセレッソ大阪スクールマスターの勝矢寿延さんも参加。大阪市交通局のキャラクター「にゃんばろう」と長居植物園の「しょくぽん」も登場した。

 開催時間は15時~21時(土曜・日曜は11時~)。入場料は200円、小学生以下は入場無料。今月31日まで。(みんなの経済新聞ネットワーク)


【雑感】昨日から恒例のオクトバーフェストがやってきた。昨年に引き続き十月祭なのに五月開催、会場だった天王寺公園の改修工事がまだ続いているのか今回は長居公園で催された。
 堺に住む私にとっては天王寺公園よりも長居公園の方が行きやすい。近いし駅の出口を出たら目の前が会場だ。

 今回は家計が苦しいのでパスするかジョッキ一杯で済ますつもりだったが、飲み友達の御援助で初日の開場から閉場までビールを楽しむ事ができた。
 当初は雨天が危惧されたが、平素の行いが良いのか閉場時刻まで雨は降らなかった。


 今回も日本初登場のビールがある。下記写真のハッカープショールは飲む機会はあまり無いので貴重な機会である。友人は早速下記写真のハッカープショールがオクトバーフェスト用に醸造したメルツェンビールを注文、私の1杯目は爽やかにピルスナーを注文した。

ハッカープショール・オクトバーフェスト・メルツェンとラーデヘルガーピルス
左がラーデベルガーピルスナー、
右がハッカープショールのメルツェン。

 ドイツのピルスナーを飲んで思ったのだが、サントリーのプレミアムモルツやヱビスの限定醸造は味の点に限ってはドイツと肩を並べていると思う。それでもまだ日本のプレミアムビールが劣るのは芳香だろう。地ビールでも思うのだが、味は決して引けを取らないのに、芳香の華やかさではまだまだ足下に及ばないと感じる。

 今年もイベントの司会進行は3人のディアンドルを着た美女たち。(バイエルン地方の独特のサスペンダーを付けた男性もいたらしいが記憶に無い)その筆頭格のケイコ嬢は相変わらず元気だ。カメラを向けるとポーズをとってくれた。

ディランドルのケイコ。

 それにしても、5月末日までイベントは続く。私はこのオクトバーフェストを第1回目から毎年顔を出しているが、ケイコ嬢たちはいつもテンションが高くて元気だ。例年は残暑厳しい9月に開催、今年は紫外線が強い初夏の陽気、体力がいる。
 いま書斎のパソコンの前で理性的に考えれば、イベントを盛り上げるМCは重労働だな、と思う。例えば水商売のホステスは客の前に座って酒を飲んだりお喋りしたりする程度だが、こちらのМCはいつも楽し気に踊ったりする。しかし逆に運動するからホステスよりは健康かもしれない。
 などと書斎では考え込んでしまうが、イベント会場ではひたすら飲むことしか頭に無い。

ハッカープショール・ヘフェヴァイス。

 やはり、バイエルン地方の民族衣装ディアンドルを着た美女を前にしたら、バイエルン特有のビールを飲まねばなるまい。ハッカープショールは本場バイエルンの州都ミュンヘンの醸造メーカーで、本家オクトバーフェストで出品を許されている。そのバイツェンビールは小麦を使用した独特の香りを持つビールで、銘柄に酵母(Hefe)を入れていることから判るように、酵母を感じるビールだ。日本のプレミアムビールでも酵母を感じるのはなかなか無い。
 これは大阪初登場のビールなので、来訪される方は飲むべし。

 その後、友人の経済援助によってビールを飲みまくったのだが、何を飲んだのか覚えていない。明確に味と香りを覚えているのは上記の2銘柄である。特製メルツェンを飲もうと思ったのだが、写真の記録を見る限り飲んでいない。

踊る子供たち。

 このイベントは非常に和気あいあいとしたもので、子供連れの参加者も多く、ディアンドルのМCに促されて子供たちも踊る。単にビールのお祭りというだけではなく、古き良き地域のお祭りの体も大事にしている。
 この日は初日という事もあって、アトラクションも頻繁に行われていたような気がする。お馴染みのドイツの楽団エングルメナーの演奏曲目も例年よ多い気がする。
 因みにこの上記写真はディアンドルの美女が子供たちを引率するかのように踊っている場面。データを見ると午後7時過ぎ。まだそんなに暗くなっていないはずだが、手振れがひどい。

オクトバーフェスト閉場間際の写真。

 これが閉場直前の写真。写真データを見ると午後8時半をまわっている。何を撮ったのか判らない。なにやら記念写真のようだが。初日は平日のなので午後3時から午後9時までだから、もうすぐ閉場の雰囲気か。
 気が付けば自宅に戻っていた。おそらく、その当日はきちんと記憶があるはずなのだが、一晩寝るとアルコールが回りだした頃合いからの記憶が消去されてるようだ。
 本場のオクトバーフェストに行ってみたいが、現地では500CCのビアジョッキなんか使わない、1リットル2リットルの世界だからちょっとしんどいかな。20代の頃に行くべきだった。ドイツに留学している姪っ子が羨ましい。


 
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チェコのKozel(コーゼル)  

チェコKozelコーゼル

kozel
連れ合いの従姉のドイツ土産。ビールとソーセージ。
2歳児の息子が「御馳走」を見てはしゃいでいる。

【雑感】連れ合いの従姉の娘は「義従姪(ぎじゅうてつ)」というのだろうか? 2年の予定で昨春からドイツ留学している。当然、私は未だ日本に出回っていないドイツビールの土産をお願いした。
 こないだ、義従姉、つまり義従姪の母親が様子を見にドイツへ行った。そのお土産が上記写真のビールである。

 ビール500㏄1本と香草を練り込んだソーセージ数本。義従姉や義従姪は特にビールが好きという訳ではなさそうなので、日本に輸出されている銘柄を土産にするのではと危惧していたが、幸いにも「Kozel」は飲んだことも無ければ見たことも無い。

 ドイツには千数百の醸造所と数千の銘柄があるので、未だ日本には出回っていない銘柄は無数にある。ただ、義従姪の留学先の大学がある地方に「Kozel」てあったのだろうか? 
 色はピルスナーと同じ黄金色、飲んでみると仄かに麦芽の香りを感じるがややおとなしい芳香のように思える。私が期待していたのはもう少し芳香がきつくてドッシリした味わいなのだが、ドイツのビールにしてはかなり軽い。

 調べてみると、なんとチェコのビールだった。ドイツ土産なのでてっきりドイツのビールとばかり思っていたのだが、意表を突く。味は悪くないし、初めて飲む銘柄だし、土産に買うてもろうたので不満は全くない。が意表を突く土産だ。
 ラベルの下に表示されている「SVETLY」の文字、なんの意味か調べたら、英語でいう「LIGHT」、つまり軽いビールという意味だ。もちろんバドワイザーやスーパードライに比べたら遥かに味がある。

コーゼル。

 ラベルにはひょうきんな表情の山羊が前脚でビールジョッキを抱えている図柄が描かれている。ひょっとして「Kozel」は山羊の意味かな、と思ったら、あるウェーブサイトでチェコ語で山羊だそうだ。


 
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ヱビスとモルツ、二つの青い缶ビール。 ビールは偉大な発酵食品だ[三十八] 

ヱビスモルツの新作、
奇しくも二つとも青い缶。


ヱビスとモルツ。

【雑感】今日はビールファンにとっては天王寺公園のオクトバーフェスト最終日、映画ファンにとっては1100円で映画が観れる「映画の日」である。しかし私は息子と連れ合いが観に行く「しまじろうコンサート」の荷物係に駆り出された。券は一枚しかない。したがって涼しい劇場へ行く2人を見送りながら、劇場前の公園で暇をつぶす。

 ちょうど近くにコンビニがあるので、話題の新作ビールを飲むことにする。上記掲載写真の二つの缶ビールだ。今や日本を代表する麦芽100%のドイツ型本格のピルスナービール、サッポロのヱビスとサントリーのプレミアムモルツだ。奇しくも双方とも猛暑の夏を意識しているのか、高級感のある深みの青、群青かウルトラマリンかコバルトブルーか、双方とも似たような色を採用しているのは微笑ましい。

ロイヤルセレクション。

 ヱビスの方は、群青色にメタル系と青大理石風のアクセントを着けて高級感あるデザインにしている。海面の煌きをイメージしているのか? 金字でヱビスのロゴ。まさにロイヤル感あるパッケージなのだが、味はどうなんだろう? 
 たしかにスタンダードの金のヱビスに比べるとコクと芳香が強いような気もするが、私にはイマイチ極上感を感じられなかった。もっとどっしりしたコクと芳香はマイクロブルワリーにいっぱいあるし、ドイツなら無数にある。
 やはりピルスナーで勝負するのは限界があるのではないか。バイツェンやドゥンケルのヱビスがあっても良いと思うが。

香るプレミアム。

 プレミアムモルツの方は、基本海碧色で濃淡を付けている。海をイメージしているのか? よく見ると「エールビールの爽やかな香り」と金字で書いてある。ということはピルスナーではなく上面発酵のエールと言う事なのか? 因みにエール(Ale)だけでビールの意味なのだが。(主にイギリスを中心に生産されている。清涼飲料水のジンジャーエールも元は生姜ビールなのだ)
 たしかにほんのり甘くて爽やかな芳香と苦みがある。ヱビスよりは夏向きのビールだ。また私はピルスナーよりエールが好きなので、好みとしてはこの青のプレミアムモルツか。


 
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5月なのにオクトバーフェストに行ってきた。 ビールは偉大な発酵食品だ[三十七] 

今年のオオサカオクトーバーフェスト(十月祭)
なぜか5月に開催している。


オオサカオクトーバーフェスト2014

【雑感】毎秋、天王寺公園で開かれるドイツビールのお祭りオクトーバーフェスト(十月祭または収穫祭)は、なんと今年は5月に開かれた。なんでも天王寺公園側の都合でいつもの秋には開催できなくなったらしい。

 やむを得ない事情とはいえ、5月に十月祭というのはどうも違和感がある。どうせなら、名前を変えてもよさそうなものだ。ドイツにも豊穣を祈る五月祭がある。(今や労働者の祭りであるメーデーも本来はこの五月祭が起源)
 と、ここまで考えたら、やはり「五月祭」にしてしまったらビールをバカ飲みするのも合わない。五月祭はそんな祭りではないからだ。スタッフ側もたぶん似たような試行錯誤の議論をした結果、「オクトバーフェスト」のまま5月開催を断行したのかもしれない。

 それにしても夜勤明けで会場に行くのは辛い。睡眠不足の疲れ切った身体に初夏の陽射しは眼にこたえる。胸が動悸っぽくて不整脈が心配になる。職場の健康診断ではいつも血圧や脈拍は健康そのものなのだが、こういう時に測ると異常値だろう。
 しかし、無理して夜勤明けに行くのは理由がある。来週土曜日は休日出勤の可能性があるし、6月1日は息子を連れてコンサートに出かける予定がある。オクトバーフェストは6月1日まで、だから24日しか空いてないのだ。 


 今年も日本初上陸のビールが多数ある。

アルピルスバッハ スペシャルビルス
 アルピスバッハのスペシャルビルス、思ったより淡麗のピルゼンタイプ、味と香りも期待したより大人しかった。この暑い時期に飲むビールとしては良いのかもしれないが、私が今までイメージしていたドイツビールとは違う。初めてドイツビールを楽しむ人には良い銘柄か。
 もらったチラシによると、ドイツ南西部のシュヴァルツヴァルトの辺りにあるそうである。古代ローマに関心のある人ならピンとくるだろう。ローマ帝国はライン川とドナウ川の二つの大河を天然の堀がわりに北の国境線としていた。その二つの大河の上流の河の国境線が途切れてしまう山岳地帯がシュヴァルツヴァルト(黒い森)だ。

ケルシュ フリュー

 これはケルシュビール。ケルン産出のビールをケルシュと呼ぶ。(余談1)日本ではドム(Dom Kölsch)が輸入されている。このフリューは日本初だ。
 連れ合いの従姉の娘さんが今年からケルンに留学している。ので、つい飲んでしまった。ケルシュビールはどちらかといえば、私好みではない。淡麗な味だ。
 ビアグラスに注いでくれている20歳過ぎの女の子は美形だが、ついビールを中心に撮ってしまったので顔が写せなかった。ポロシャツよりディアンドルを着てくれたらいいのに。
 どのブースも概ね20歳代前半の可愛らしい子が担当していた。印象としては森下愛子風や宮里藍風が多かったような。

フランケンハイム アルト

 これは日本初上陸のアルト・フランケンハイム、英語でいうオールドと同じ意味。上面発酵のビールでイギリスやスコットランドやアイルランドで飲まれているエールと基本的には同じタイプである。
 うーん、夜勤で舌の機能が衰えているのか、それとも20歳代の頃によく飲んだシュロッサーアルトのインパクトが強すぎて、どうも印象に残らない。

メリーゴーランド

 昨年まで日本の地ビールのブースがあった所に、今年はメリーゴーランドが置かれていた。一回300円?だったか。5月開催になって日本の地ビールは出店を見送ったのだろうか?

 6月には梅田スカイビルでベルギービールのイベントがある。だからあまり銭を使うつもりはなく、夜勤明けのコンディションもあって一杯だけで帰るつもりだったが、日本初登場のドイツビールが樽生で飲めるという事でつい飲みすぎてしまった。また銭を節約してビールに集中する意味から肴は買わず、夜勤明けのすきっ腹で飲み続けたので、あっと言う間に顔が赤くなった。
 これ以降、何を飲んだのか覚えていない。

 しかしながら、あれだけ飲んでも二日酔いにはならないのはさすがドイツビール。五十肩や食欲不振も改善された。体調が悪くなったり病気になったりすればドイツビールを飲むとたちどころに治る。(注・個人の感想であって効能を表すものではありません)

 最終日は6月1日。

(余談1)例えば、スコッチウヰスキーを名乗れるのはスコットランド産のみであり、全く同じウヰスキーを日本でつくってもそれはジャパニーズウヰスキーである。山崎や白州はスコッチタイプのジャパニーズウヰスキーである。
 同じように、アメリカ・テキサス州で醸造されたウヰスキーをバーボンと呼ぶが、ジャック・ダニエルはバーボンとはいわない。よく勘違いされるがジャック・ダニエルはテネシーウヰスキーである。

 世界中に普及されているピルスナービール(ヱビスもモルツもこのタイプ)は本来はチェコのピルゼンで生産されたビールをさし、それ以外はピルゼンタイプと呼ぶべきなのだが、権利を主張する前に世界中に広まってしまったので黙認状態である。


 
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天使のレッドエール ビールは偉大な発酵食品だ[三十六] 

天使のRED ALE ヘリオス酒造

天使のレッドエール。

【雑感】外出のついでに駅前のスーパーに立ち寄ったら、見慣れないビールを見かけた。

 パッと見はクリスマス用に限定醸造されたようなビール、銘柄も「天使のレッドエール」だ。まだ雪が降る寒い季節とはいえ既に3月の上旬、赤地に天使のイラストはクリスマスを連想するデザイン、この季節はずれが一層興味を惹いて購入した。

 御覧の通り、レッドエール(余談1)と命名しているだけあって、上記写真では上手く描写できなかったが色は鮮やかな赤である。濃厚なビールらしく泡は固くて消えにくい。大きく盛り上がるのが特徴で、麦芽100%やプレミアムを謳っているヱビスやプレミアムモルツでもここまで見事な泡はできないし、上手く注いで作ってもすぐに消えてしまう。

 味は、普通のエールだった。比較的味が淡白で濃厚ビールが嫌いな友人でも飲めたイギリスのペールエール(余談2)よりは濃厚で芳香が良い具合だった。飲んでみて、かつてスカイビル下の広場で催されていたお祭りビールサミットを思い出す。

 パッと見では地ビールが盛んな長野などを連想していたのだが、製造元を見るとなんと沖縄のメーカーだった。しかも辺野古問題で揺れている名護市が所在地だ。沖縄といえばオリオンビール、南国らしい薄味のビールが定番なので、このレッドエールは沖縄らしくない。
 社名のヘリオスはギリシア神話の太陽神、ヨーロッパ発祥のビールに因んで付けた名前か?

 さっそく、沖縄の映画レビュー仲間に上記写真を添付してメールを送った。ほどなく彼女から返信が来る。製造元のヘリオス酒造はなんと泡盛が専門らしい。地元では泡盛メーカーとして通っていて居酒屋などでは定番らしい。地ビールは殆ど見かけないという。

 なぜ沖縄の地ビールが堺で売られているのだろうか? 彼女の話では「オリオンが圧倒的」との事なので、もしかしたら販路を地元ではなく大阪や東京の都市圏に見出しているのか?
 ホームページやWikiで確認すると、創業は1961年、最初の社名は太陽醸造、なるほど、だからヘリオスに変わったのか。私の仮説を裏付けるがごとく、東京と大阪に支店がある。
 地ビールの免許をとったのは1996年だから、地ビール業界としてもスタンディングメンバー、新潟のエチゴなどと並んで老舗の中の老舗だ。

 もともとは駐屯する米軍兵士向けにラム酒をつくる会社だったらしい。今でも国内産ラム酒のトップメーカーという。それならヘリオス酒造のラム酒を飲んでみたいものだ。 

(余談1)エールとはイングランド・アイルランド・スコットランド・ウェールズなどで生産されている伝統的なビールの形式。
 ヱビスやプレミアムモルツなど、世界中に普及し日本の家庭でもお馴染みのビールの形式は19世紀半ばにチェコのピルゼンを発祥とした下面発酵のピルスナータイプであり、このエールはそれよりも古い上面発酵のビールである。イギリスでビールと言えばこのエールを指す。日本では清涼飲料水としか思われていないカナダドライのジンジャーエールも、元々は生姜ビールのことだった。
 下面発酵ビールが登場するのは冷凍技術が進歩する19世紀半ばの頃からで、酵母が低い温度のなか発酵タンクの下のほうで発酵する。上面発酵はまだ冷凍技術が進歩していない頃からあり、ヨーロッパの気候で常温のなか発酵タンクの上のほうで発酵する。

(余談2)ペールエールとは薄いエールの意味。エールの中では淡い色なのだが、前述のようにピルスナーに慣れた目では濃厚なビールに見える。味もスーパードライやアメ公のバドワイザーに比べれば遥かに味わいがある。


 
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水曜日のネコ ビールは偉大な発酵食品だ[三十五] 

水曜日のネコ」 ヤッホーブルーイング
 
水曜日のネコ

【雑感】近所には良心的な酒屋がある。そこでいつも晩酌用のハートランド中瓶をダースで購入する。そこで見つけたヤッホーブルーイングの新作ビールだ。
 
 ヤッホーブルーイングは軽井沢の老舗地ビールで、早くから大量生産プラントを装備して缶ビールを送り出した地ビール会社でも知られる。初期の地ビール業界は初期投資が大き過ぎる上に少量生産ではコストが高い缶ビールには手を出せなかったから、ヤッホーブルーイングは異色の地ビールだった。

 柑橘系の香りと後味がする「よなよなエール」をはじめ、この会社はイングランドのエール系が得意でありセールスポイントだ。だから今回のベルジャン・ホワイトビールは少し毛色が違う。
 ローマ字で書くと「Balgian White」だから、ベルジャンとはベルギーの事をさす。ベルギーのホワイトビールと言えば、ヒューガルデン・ホワイトが有名である。これも同様のタイプのビールだ。
 
 原材料にはヒューガルデン・ホワイトと同じコリアンダーやオレンジピールを使っているので、香りは爽やかだ。日本の酒税法上ではコリアンダーなどを添加しているため「ビール」ではなく発泡酒のカテゴリーに入れられてしまうが、酒税法対策のコストダウンで麦芽量を減らし副原料を多くした日本のビールモドキとは全く次元が違う。
 
 酒類いっさいを受け付けない連れ合いは、ビールの味については論評なしだったが、缶に描かれた猫のデザインは「可愛い」と言っていた。
  

 
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「オオサカオクトーバーフェスト2013」後編 

オオサカオクトーバーフェスト2013」 
今度は飲み友達と仕切り直しだ!


オクトバーフェスト 舞台
ディアンドル姿の女性司会者と踊る観客の子供たち
 
【雑感】まだ残暑が残る9月14日は連れ合いと息子を連れて行った。上記写真のように小さな幼子たちも来場してアトラクションに参加するので、楽しんでいただけるのではないかと思ったからだ。だが、前述したように文句タラダラ言われる羽目となった。
 
 そこで、今回は飲み友達と飲みなおす事にした。すっかりオクトバーフェストに相応しい秋らしい陽気となった9月28日に行ったのだが、ただ私の方は夜勤明けのため万全のコンディションという訳にいかず、やむを得ず濃厚なパイツェンやドゥンケルは避けて爽やかなピルスナーを選んで飲むことにした。
 飲み友達は前回の記事をみて私のフトコロ具合を憐れんでくれたのか自家製の肴を持ってきてくれた。彼もよく料理をする人で、この日はモヤシのナムル風とチーズを生ハムで包んだオードブルだった。私も冷凍枝豆ぐらい持ってくるべきだった。
 けっして悪口ではないが、オクトバーフェストで売られる料理は高くて量が少ない。
 
ラーテベルガー
 
 一杯目はラーテベルガーのピルス。このピルスナーはまだ飲んだことが無い。旧東ドイツ地方の醸造所らしいから今まで目にしなかったのかもしれない。ビール通の話によると東ドイツのビールは社会主義政権下でマイスターが弾圧冷遇され、銘柄の個性が消滅してどれも平板で不味いものになったという。しかし東西ドイツが統一されてからは東ドイツの醸造所の多くは西側に吸収合併されたり、あるいは競争に負けて淘汰された。このラーテベルガーもそんな激動の中を切り抜けてきたのだろうか。
 味はけっこう麦のコクを感じて美味かったように思う。
 
ホフブロイ・サマービール
 
 二杯目はホフブロイのサマービール。夏らしく爽やかな芳香なのに麦芽のコクを感じる不思議なビールだった。売り子の女の子から1リットルジョッキを指さして「にぃちゃん、あれでいきませんか」と言われたが、夜勤明けの内臓は耐久力が無くとても挑戦する気になれなかった。他の銘柄のビールをもっと楽しみたい。
 
ビットブルガー
 
 日本でもポピュラーなビットブルガーピルス。イベントチラシには「オオサカ初登場」とあったが何故だろう? 私は何度も飲んだ事があるのだが。「オオサカオクトバーフェスト」では初登場という意味だろうか?
 
ヴァルシュタイナー

 次はヴァルシュタイナー、この頃になると繊細な味覚は鈍くなってきたが、しかしドイツのピルスナーは美味い。日本ではヱビスと発泡酒の違いくらいならその辺のオッサンでも判るだろう。だがキリンラガーとサッポロ黒ラベルとスーパードライの違いが判らん人は大勢いる。また日本の地ビールのピルスナーも一様に味と香りに大差はない。
 ところがドイツのピルスナーはどれも個性豊かなのだ。しかも日本のピルスナーと違って芳香が素晴らしい。ドイツ式のビールをつくる地ビールも同じだ。
 
スパーテン
 
 意外だったのはこのスパーテンだった。既に2リットル飲んで嗅覚と味覚が麻痺しているのか、日本の地ビールのピルスナーに近い味に感じた。
 
ケーニッヒ・ルートビッヒ・ドゥンケル
 
 ピルスナーばかりだと愛想無いのでドゥンケルにも手を出した。ケーニッヒはピルスナーが美味いのだが、ここでは置いていなかった。
 この後も何か飲んだような気がするが覚えていない。
 
 翌日は爽やかな二日酔いだった。頭痛も吐き気もない。さすがはドイツビール。これがヱビスやプレミアムモルツでは多少は不快感が残るし発泡酒にいたっては吐き気に悩まされるところだ。これは私個人の感想であり、あくまでドイツビールと私との相性が良いのだろう、と言っておく。
 しかし平衡感覚がまだ正常ではなく、雲の上を歩くような感覚になる時があった。そんな身体をおして、私は堺市の主権者の一人として1歳児の息子を負ぶって市長選の投票所へ向かった。
 

 
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