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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

「オオサカオクトーバーフェスト2013」後編

オオサカオクトーバーフェスト2013」 
今度は飲み友達と仕切り直しだ!


オクトバーフェスト 舞台
ディアンドル姿の女性司会者と踊る観客の子供たち
 
【雑感】まだ残暑が残る9月14日は連れ合いと息子を連れて行った。上記写真のように小さな幼子たちも来場してアトラクションに参加するので、楽しんでいただけるのではないかと思ったからだ。だが、前述したように文句タラダラ言われる羽目となった。
 
 そこで、今回は飲み友達と飲みなおす事にした。すっかりオクトバーフェストに相応しい秋らしい陽気となった9月28日に行ったのだが、ただ私の方は夜勤明けのため万全のコンディションという訳にいかず、やむを得ず濃厚なパイツェンやドゥンケルは避けて爽やかなピルスナーを選んで飲むことにした。
 飲み友達は前回の記事をみて私のフトコロ具合を憐れんでくれたのか自家製の肴を持ってきてくれた。彼もよく料理をする人で、この日はモヤシのナムル風とチーズを生ハムで包んだオードブルだった。私も冷凍枝豆ぐらい持ってくるべきだった。
 けっして悪口ではないが、オクトバーフェストで売られる料理は高くて量が少ない。
 
ラーテベルガー
 
 一杯目はラーテベルガーのピルス。このピルスナーはまだ飲んだことが無い。旧東ドイツ地方の醸造所らしいから今まで目にしなかったのかもしれない。ビール通の話によると東ドイツのビールは社会主義政権下でマイスターが弾圧冷遇され、銘柄の個性が消滅してどれも平板で不味いものになったという。しかし東西ドイツが統一されてからは東ドイツの醸造所の多くは西側に吸収合併されたり、あるいは競争に負けて淘汰された。このラーテベルガーもそんな激動の中を切り抜けてきたのだろうか。
 味はけっこう麦のコクを感じて美味かったように思う。
 
ホフブロイ・サマービール
 
 二杯目はホフブロイのサマービール。夏らしく爽やかな芳香なのに麦芽のコクを感じる不思議なビールだった。売り子の女の子から1リットルジョッキを指さして「にぃちゃん、あれでいきませんか」と言われたが、夜勤明けの内臓は耐久力が無くとても挑戦する気になれなかった。他の銘柄のビールをもっと楽しみたい。
 
ビットブルガー
 
 日本でもポピュラーなビットブルガーピルス。イベントチラシには「オオサカ初登場」とあったが何故だろう? 私は何度も飲んだ事があるのだが。「オオサカオクトバーフェスト」では初登場という意味だろうか?
 
ヴァルシュタイナー

 次はヴァルシュタイナー、この頃になると繊細な味覚は鈍くなってきたが、しかしドイツのピルスナーは美味い。日本ではヱビスと発泡酒の違いくらいならその辺のオッサンでも判るだろう。だがキリンラガーとサッポロ黒ラベルとスーパードライの違いが判らん人は大勢いる。また日本の地ビールのピルスナーも一様に味と香りに大差はない。
 ところがドイツのピルスナーはどれも個性豊かなのだ。しかも日本のピルスナーと違って芳香が素晴らしい。ドイツ式のビールをつくる地ビールも同じだ。
 
スパーテン
 
 意外だったのはこのスパーテンだった。既に2リットル飲んで嗅覚と味覚が麻痺しているのか、日本の地ビールのピルスナーに近い味に感じた。
 
ケーニッヒ・ルートビッヒ・ドゥンケル
 
 ピルスナーばかりだと愛想無いのでドゥンケルにも手を出した。ケーニッヒはピルスナーが美味いのだが、ここでは置いていなかった。
 この後も何か飲んだような気がするが覚えていない。
 
 翌日は爽やかな二日酔いだった。頭痛も吐き気もない。さすがはドイツビール。これがヱビスやプレミアムモルツでは多少は不快感が残るし発泡酒にいたっては吐き気に悩まされるところだ。これは私個人の感想であり、あくまでドイツビールと私との相性が良いのだろう、と言っておく。
 しかし平衡感覚がまだ正常ではなく、雲の上を歩くような感覚になる時があった。そんな身体をおして、私は堺市の主権者の一人として1歳児の息子を負ぶって市長選の投票所へ向かった。
 

 
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「オオサカオクトーバーフェスト2013」

オオサカオクトーバーフェスト2013

ホフブロイ オクトバーフェストスペシャル
オクトバーフェストのために醸造されたホフブロイのビール
 
【雑感】今年も恒例のオクトバーフェストが天王寺公園で催された。私は一昨年の第1回目から顔を出しているが、年々このイベントは充実度を増している。しかし相変わらず低所得層にとっては些か単価が高い。
 かつて、梅田スカイビルで開かれたビールサミットでは一杯400円から600円で飲めたビールがここでは安くても1000円だ。ただ、ビールサミットでは様々な国のビールを試飲する事も目的だったので一杯200㏄だったのに対しここでは500㏄から1リットルだから、ビールの量で割ると単価はあまり変わらないか。いや、やっぱり高い。
 
 さて、昨年のオクトバーフェストで連れ合いは「来年は連れてって」とメールをよこしてきた。約束通り昨日14日の土曜日、家族3人で行った。息子にとっては初の電車・地下鉄だ。インフルエンザがはやる前に、大都会の都心部を体験させてやろうとの連れ合いの思惑もあった。
 
 このイベント、子供連れで参加する人が多く、アトラクションでは特設舞台でドイツから招いた民族楽団の楽曲に合わせ、司会進行役のディアンドル姿の女性が踊り、一般の観客から幼子たちを舞台にあげて踊ったりする、けっこう楽しい大団円イベントなのだ。その点で連れ合いにも楽しんでもらえるのではないかと思ったのだが、それは甘い見通しだった。
 
ソーセージ盛り合わせ
 
 連れ合いはドイツのプレッツェルがお気に入りだった。独特の歯ごたえと光沢がいいのだ。そこでプレッツェル付のソーセージ盛り合わせを買ってきた。値段は2800円。
 連れ合いはまずこの2800円で顔色を変えた。「たったこれだけで3000円もする。高い!」さらに「あんただけ高いビール飲んで、私には100円のお茶かい」と文句を並べる。
 悪意まる見えだ。2800円のソーセージ盛り合わせを3000円と批難し、150円のペットボトルのお茶を100円という。見事なまでの主観的歪曲表現。おかげで私はできるだけ安いビールを選んで飲んでいた。
 
 しばらくすると、恒例のドイツの楽団が演奏をし始め、司会進行の男1人女3人の4人が舞台で踊る。彼女たちに対しても連れ合いは容赦ない。「みんなオバはんやん。ピチピチの若い子おらんやん」「40はいってそうやな」「昔は可愛かったかもしれんけど、アイドル目指して挫折して落ちぶれてたどり着いた姿か」
 よくもこれだけ瞬時に主観にまかせて勝手なストーリーを並べるものだと、私は感心しながら連れ合いの不平不満を聞いていた。デマというものはこういう他愛ないところから広がっていくのか。連れ合いはマイナスイメージを抽出して増幅させることにかけては天才だ。いや、女の子全般に言える特技だろうか。
 
息子の額
 
 そのうち1歳6か月の息子がぐずりだした。楽団の演奏には興味を示していたようだが、蒸し暑さと人の多さで精神的にも体力的にもしんどくなってきたようだ。上記写真は解り辛いと思うが汗だくの息子の額である。
 
 酒全般飲めない体質の連れ合いにとっても過酷な環境らしい。「私らがいては楽しくビール飲まれへんやろ」と一見すると私に気遣いを示しているような言い回しで、暗に「私にはメッチャクチャ苦痛」を訴えているのは明白である。
 やむを得ず、3時にもならないまだ日が高い時間で帰ることになった。そのまま帰っては勿体ないと連れ合いは思ったのか、阿倍野に新しくできた「あべのハルカス」を見学した。まるでガラス張りのようなビル、地震が起こったら阿倍野周辺はガラスの雨が降るか?
 ハルカスは最上階からの眺めを見ただけで、喫茶店にもよらず帰路についた。本日の費用は家族でバイキングを楽しむために積み立てていた資金を使ったが、連れ合いは文句たらたら「2度と行かん」「バイキング行くために貯めたのに」と。
 
 つくづく思った。やはり女性はマイナスイメージを抽出して増幅させてこき下ろす事の名手だ。 
 

 
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ビール博物館に行ってきた! ビールは偉大な発酵食品だ[三十二]

大阪梅田グランフロントの目玉名所 
ビール博物館

 
ディアンドル
 
【雑感】先月15日「海の日」に、以前から飲み友達と約束していた大阪新名所グランフロントへ行ってきた。大阪駅北に利用されなくなった広大な鉄道施設跡地にショッピングセンターが建設され、今年春から開業した。もちろん、ビール党の我々が目当てにしているのは北館地下にあるビール博物館だ。
 
 ドイツ・チェコ・ベルキー・イギリス・アメリカ・日本を中心に世界中のビールを集めている。アメリカと日本は大手ビールメーカーのものではなく地ビールが中心だ。
 
 グランフロント開店時は長蛇の列だったようだが、我々が来たときは比較的すいていた。それでも、入店には少しならばなければならなかった。
 カウンターはドイツ風、チェコ風、アメリカ風、アジア風に分かれていて面白そうだが、この日は2人で来たのでテーブルを選んだ。
 
 スタッフたちは20歳代と思われる若い男女が中心で、制服は上記写真のようにバイエルン地方のディアンドルを着ている女性や、チロル地方の独特のサスペンダーをした男女やビール博物館のプリントを施したポロシャツに黒のチノパン姿の男女に分かれている。制服の種類はスタッフ個人が選択できるのか、それとも経験や能力別なのか、あるいは役職別なのかはよく判らない。ディアンドル姿の子の方がビールの知識があるように思えた。
 
 残念なのは料理の方がビールに追いついていないように思えた。といっても日本の地ビールレストランの多くもビールと料理とのマッチングに苦心している。どうしてもソーセージやステーキなどの肉料理揚げ物中心になる。ファミレスのメニューと大差ないと思う者もいるかもしれない。何かビール博物館ならではの料理があれば面白いのだが。
 たとえば、古代のビール大国だったエジプトの料理を再現するというのはどうか。ピラミッド建設労働者が食べたとされている当時の製法と調理法でつくったパンと大蒜とビールを出すとか、あるいはメソポタミアのハムラビ法典にビアホールでの罰則事項が記されてあるが、その当時のビアホールを再現するとか。ビール博物館の店名に相応しいイベントだと思うが。
 
 ブドワゼ
 
 ここへきたらまず飲まなければと思っている逸品が上記写真のチェコのブドワゼブドワゼ専用ビアグラスで飲むビールは格別である。
 以前はローマ字でBudweiserと書いていたが、決してアメリカのバドワイザーにあやかったのではない。本家がチェコのブドワゼなのだ。
 ところがアメリカの業者が自分が造るビールにバドワイザーと勝手に名付け商標権を得て世界中に販売、近年になって登録商標をたてにブドワゼに名称変更を迫った。そのためロゴマークは変更され、日本での名称も「バドバー」に変わった。濃厚なピルゼンタイプの本家が、自称キング・オブ・ビールの薄味ビールに負けるとは・・。
 いま、ビール博物館のスタッフに「ブドワゼくれ」と注文しても通じない。寂しい話だ。だが、巻頭掲載写真のディアンドル姿の若い店員が「アメリカらしいやり方ですね」と言ったのには感心した。
 

 
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オクトパーフェスト天王寺 

収穫祭・大阪 オクトーバーフェスト 
2012 9/14~30 in天王寺公園に行ってきた!

 
SN3V09540001.jpg
 
【雑感】こないだの日曜日に行ってきた。個人的感想をいえば、9月の初めに行った梅田スカイビルのオクトパーフェストよりも充実しているように感じた。
 
おっと夜勤に備えて寝なきゃいかん。とりあえず「鋭意執筆中」 会期は次の日曜日まで。最終日はビールの人気銘柄は売り切れるおそれがあるから、明日行ったほうが良いだろう。


 
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少し早いがオクトパーフェストだ!(2) ビールは偉大な発酵食品だ[三十]

日本各地で開かれるオクトパーフェスト
 
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晴雨堂イチオシのパウラナー醸造所のブース
 
【雑感】梅田の祭は終わったが、オクトパーフェストはこれから関西各地で催される。9月14日~9月30日まで同じ大阪の天王寺公園でも開催。その他神戸(神戸メリケンパーク・9月14日~9月23日)や京都(京都大学西部講堂 9月22日)でも開催される。

 大手百貨店まで足を運ばないと買えないビール、専門のドイツレストランでやっと瓶ビールにありつける銘柄、それがこの日は樽生をサーバーで専用グラスやジョッキで注がれる。もちろん私も日頃飲めないビールをたらふく飲む。

SN3V0565.jpg
シュパーテンのブースで売られていた限定醸造。
銘柄メモるの忘れた。


 さて、エルディンガーに閑古鳥を鳴かせたシュパーテンのブースへ行く。
 ドイツのディアンドル姿の看板美女が詰めていた。ディアンドルはドイツ南部の民族衣装で、バイエルンのビアホールで給仕をする女性の象徴みたいなもの。胸元が大きく開いて胸から腹にかけて紐で縛り上げる構造ゆえに、胸のボリュームアップと谷間を強調する。しかし、看板美女は引き締まったスレンダー体型であまり谷間は強調されておらず、似合っていないように見えた。
 ところが彼女が前屈みになったときに、たまたま偶然にも谷間の上部が目に入り不覚にもときめいてしまった。思わず彼女が薦める限定醸造のビールを嬉々として買ってしまった。味は何故か覚えていない。
 
Dirndl.jpg
因みにこれが本場のディアンドル姿の女性
ウィキペディアから参照



 会場内を散策していたらパウラーナーのブースが。
パウラーナーのビールを初めて飲んだのは90年代の後半、ビールサミットのイベントだった。あの時のビールらしからぬ爽やかな香りは印象に残っていた。
 ということで、さっそくブースの店員のイチオシ、ホワイトエールを注文。

SN3V0575.jpg
パウラーナーのブースで売られていたホワイトエール。
よく見るとマークが違う。


 ビアグラスのマークを見ると、これは日本の地ビール常陸野ネストではないか。しかしドイツのビールに劣らない芳香、かつての日本の地ビールは味は良いのだが芳香がイマイチなのが多かった。このホワイトエールは遜色ない。
 なるほど、どうりでエールだ。なにゆえドイツのビールなのにエール(イギリスやアイルランドの上面醗酵ビールをエールという)と呼ぶのか不思議だった。ドイツにもエールと同じビールがあるが、それはアルトと呼ばれている。
 どうやら、各ブースのテントに「エルディンガー」や「シュパーテン」などのドイツ醸造所の名前を前面に出しているが、醸造所が出しているブースではなく、それらを取り扱う日本の業者のブースか。

SN3V0577.jpg
 
 ホワイトエールは美味かったが、やはりパウラーナーのビールが飲みたい。ホワイトエールを飲み干した後、改めてパウラーナーのバァイスビアを注文。1634年創業の老舗醸造所である。


 朝の11時開場とともにビールを飲み続けていると、さすがに15時をまわる頃にはどんな味だったのか、何を飲んだのか、さっぱり覚えていない。
 微かにある記憶では、隣のテーブルにいた3人組の女性客と世間話をしていたような。何がきっかけで話が始まったのか記憶に無い。さらに、3人組の中で私の隣に位置するキャリアウーマン風の女性と何やら議論していたような覚えがあるのだが、何がテーマで議論になったのか覚えていない。ただ、アー言えばコー言う式に反論が執拗にとんできた。それから前に座っていた友人がしきりに3人組に「すみませんねぇ」と謝っていた様な気がする。

 実は家に帰る頃にはこの議論は完璧に忘れていた。翌朝、財布に入れたレシートの類を処分していたら見慣れない名刺が入っていて、最初は訳が判らなかった。
 若い頃、酒に酔って記憶が無いと言い訳する輩には「嘘こけ!」と執拗に執念深く追及した物だが、その自分が記憶欠落状態になるとは、歳をとるのはイヤだ。

SN3V0588.jpg
 
 さて、上記の写真は記憶が混濁する頃に撮影したものだが、これも撮影データーをチェックしたとき「なんじゃこりゃ」と思ったものだ。たぶん、ガンダムのアムロ・レイの姿をした人物を見かけたので撮ったのだと思う。


 
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少し早いがオクトパーフェストだ!(1) ビールは偉大な発酵食品だ[二十九]

オクトーバーフェストin新梅田シティ2012に行ってきた!

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オクトパーフェストin新梅田シティ2012のアトラクション
楽団はアルプス周辺のヨーロッパ諸国で活躍中の
エーデルワイスカペレ
衣装で判るようにチロル地方の音楽がテーマだ。

 
【雑感】8月27日から9月9日まで、梅田スカイビル下の広場で盛大に催された。10年前、同じ場所でビールサミットで賑やかだった頃を思い出す。
 
 初めに言っておくが、梅田の祭は終わったが、オクトパーフェストはこれから関西各地で催される。9月14日~9月30日まで同じ大阪の天王寺公園でも開催。その他神戸(神戸メリケンパーク・9月14日~9月23日)や京都(京都大学西部講堂 9月22日)でも開催される。
 
 オクトパーフェストとは「10月祭」、秋にやるお祭りだ。その年の収穫を祝ってビールを飲みまくるドイツのお祭りだ。いつの頃からか、日本でも秋にビールのお祭りをやるようになった。
 しかし、まだ真夏のような残暑にオクトパーフェストをやっているとは知らなかった。飲み友達が先週末に教えてくれて、最終日に一緒に行く事になった。たぶん、前から知ってても私は最終日にしただろう。8月ではオクトパーフェストの気分になれない。まだ田圃の稲穂は青々と垂直に伸びてる時期に収穫祭だなんて。
 ビールサミットは10月の体育の日に行っていたので秋らしいのだが、残念ながら現在は活動展開が判らない。それに代わるように別団体が全国各地でオクトパーフェストを催すようになった。
 
SN3V0557
エンゲルのドゥンケル
 
 友人とは開催時間11時に現地で待ち合わせした。友人が早く着いてテーブルを押さえてくれていた。

 折角のドイツビールのお祭りだ。こんな機会はやはり滅多に飲めないビールを飲むに限る。なにしろサーバーで注いでくれる生ビールだ。
 さっそく百貨店でもお目にかかれないエンゲルのブースへ直行、日本ではあまり知られていないがドイツでは注目されている。ここではドゥンケルを注文。日本では黒いビールは一括して黒ビールで括られるが、ヨーロッパには様々な種類がある。ローストした大麦の香りが麦を飲んでいる実感を湧き起こす。
 因みに日本で有名な黒ビールはギネスだが、アイルランドの上面醗酵ビールでスタウトと称され、ローストの度合いも違う。
 
SN3V0561.jpg
 
 友人がビールのアテを買うてくれた。定番のソーセージだが、やはり真夏日のビールにはこれが一番合う。すきっ腹で飲むと酔いが早くまわって折角のビールの味が判らなくなるので、このソーセージはありがたい。
 
SN3V0562.jpg

 バァイツェンビール(小麦ビール)のファンなら御存知のエルディンガーのブースが、意外にも閑古鳥が鳴いていた。隣のスパーテンのブースがこのイベントのための限定醸造を出品しているとかで長蛇の列、そのあおりを喰った形に見えた。
 ちょうど、可愛い看板娘がカウンターの外にいたので「ここが閑古鳥とは珍しい」と声をかけた。ドイツビールの祭ならエルディンガーは大人気の醸造所なのに。彼女も定番の銘柄のみの出品だった事にハンデを感じているようだ。
 この日もエルディンガーのバァイツェンを注文した。この曲線美のグラスが艶かしくて気に入っている。友人が飲んでいたエンゲルのバァイツェンは香り控えめだったが、このバァイツェンはフルーティーな芳香が素晴らしい。
 テーブルに戻る際、看板娘は同僚男性とケストリッツァー(ゲーテ愛飲の黒ビール)の話題をしていたので、それが飲める梅田のドイツレストランバー「ローレライ」を教えてあげた。

(つづく) 
 

 
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なんこめ祭りに行ってきた。

なんばCITY南館にて「なんこめ祭り
(掲載写真はサムネイルです。クリックすると拡大します)
 
なんこめ祭り団扇SN3V00090001.jpg
なんこめ祭りで配られた団扇

【雑感】7月22日(日)の夕方、友人と待ち合わせて「なんこめ祭り」に行ってきた。

 大阪キタの梅田駅界隈と並んで都心であるミナミの難波駅界隈、なんばCITY南館は南方向へ伸びる南海難波駅プラットホームの真下辺りに位置するが、「なんこめ」は最近になって南館のさらに南の高架下にできた飲食店街である。
 なんばCITYの飲食店街が拡張しただけかと思っていたが、新たな区画を「なんこめ」と称しているように見える。そこの13店舗と地ビール業界の老舗箕面ビールと河内ワインの老舗カタシモワイナリーが加わって祭りを開催。

なんこめ楽団SN3V07580001.jpg
 
 「なんこめ」となんばパークスを挟む広いストリートにテントを設営して、受付・ビール・ワインの試飲、たこ焼きのサービス。
 なんこめ楽団が蒸し暑い中、客寄せの演奏会。奥のロングスカートを履いたバイオリン奏者の若い女性が、ハードロックのようなオーバーアクションでバイオリンを弾き始めたのは面白かった。
 こないだの梅田スカイビルで催されたベルギービール祭りに比べると、規模ははるかに小さく客数も少ないが、のんびり牧歌的に見物したり店の人と話ができる。 
 箕面ビールから代表取締役の大下正司氏自らビールを配っていた。インペリアスタウトについて少し踏み込んだ話ができたのは収穫。

箕面インペリアルスタウトSN3V07550001.jpg

 これが大下氏自慢のインペリアスタウト。ギネスよりも遙かに濃厚、香ばしい苦味はコクがあって上品だ。大下氏によるとコリアンダーなどの香料は使用していないとの事。アイルランドのギネスに勝るとさり気ない誇らしげで語った。イギリスで催された国際コンテストで金賞をとるなど評価が高い。

箕面ペールエールSN3V07540001.jpg
 
 「なんこめ」に参加している「たこやきらぼ」に箕面ビールがあると聞いて飲みに行く。これはペールエール。
 店主は「濃厚なビール」と説明されたが、実は正確ではない。世界中で流通しているビールの殆どがピルゼンタイプ、綺麗な表現を使えばシャンパンゴールド、それに比べたら濃厚というだけである。
 そもそもペールエールのペールとは薄いという意味、エールの薄いヤツという名前である。エールというのはイギリス独特の伝統的ビールを指し上面醗酵でつくられる。エールだけでビールの意味だから、「エールビール」と呼ぶ人をよく見かけるが間違いである。
 (因みにカナダの清涼飲料水ジンジャーエールはもともと生姜ビールだった)
 
 味と香り、説明が難しいので、スーパーなどでよく見かける軽井沢の「よなよなエール」と比較すると、柑橘系のような芳香や甘味がおとなしく感じた。

たこやきらぼSN3V07530001.jpg

 たこやきらぼのたこ焼き、牛スジや蒟蒻を入れているのが特徴。なかなかたこ焼きの生地に合う。もともと、昭和初期ごろは牛スジなどを入れていたらしい。それがタコの方が生地との相性が良いので現在の「たこ焼き」に定着したという話をむかし聞いたことがある。
 この店のたこ焼きは違和感が無いので、生地を工夫しているのだろうか?

 金銭的に余裕が無いので13軒全ての店舗をハシゴする事はできない。この日の晩飯は「なんこめ」唯一の中国料理店「亀仙人」でとった。「なんこめ」の店は開放的なカウンター形式が多いが、この「亀仙人」は中華レストランでゆったり食事ができる。四川料理をペースにしており、辛い物好きの私には美味かった。また紹興酒が幾つか銘柄を置いていて充実、飲み比べができる。
 ただ、ビール党の私にとっては中国のビールを置いて欲しかった。せめて青鳥ビール。四川料理がベースの店なら、できれば四川省の地ビール金藍劍か金威啤酒をメニューに入れてほしいものだ。
 
SN3V07610001.jpg
 
 最後に「なんこめ祭り」のキャンペーンガールを紹介。実は2人並んで正面の写真をお願いしたのだが、横から彼女たちの上司らしき中年男性が現れ、丁重に断られた。やむなく、風景として顔が見えないよう配慮し撮影したのが上記写真である。
 感触では写真撮影にさほど抵抗はなさそうだが、撮影を許せば彼女目当てのカメラ男子がたかってキャンペーンの仕事ができなくなるのを警戒したようだ。

 それにしても、2人は姉妹だろうか? 背格好や体型が似すぎている。髪の毛の長さが同じだったら、区別つかないほど、顔もよく似ていた。2人とも南さおりを可愛らしくしたような美形。(南さおりは例えが古いか)
 黒髪美女を見るとホッとする。
 蒸し暑い中、笑顔で特製団扇を通行人に配っていた。袖なし肩だしのチューブタイプの着衣にミニスカート、露出度のあるユニフォームで紫外線対策は大丈夫なのだろうか? 健康的に日焼けしているが、昨今の夏の紫外線は肌に良くない。焼きすぎると背中の肩甲骨辺りに斑模様ができてしまう。
 2人に名刺渡したかったな。刷るの忘れていた。イベントに顔を出す場合、名刺は必須アイテムだ。

 
 さて「なんこめ祭り」、私はあまり客が多過ぎるのは嫌なのでこの日の雰囲気は好印象だった。のんびりしているから、店の人と酒談義したり、「亀仙人」では店員と中国語まじえた話ができて面白かった。
 ただ、商売として考えたら、もう少し派手にイベントやっても良かったのではないか。もっとテントの数を増やして、各店舗の自慢料理を街頭販売、夏祭りらしくやっても良かったと思うし、これほどの参加店舗・会社なら、もう少し規模を大きくしてもバチは当たらないと思う。

 ビール党の私としては、関西一円の地ビール業者を集めてほしかった。なんばCITYに隣接する「なんなんタウン」の焼き鳥屋には大阪地ビールの老舗高槻の国乃長がある。ここからの出品も期待していたのだが。
 「なんこめ祭り」のチラシには「酒池肉林間違いなし」とか、閉会時間を「店主酔いつぶれるまで」などとうたっているわりには大人し過ぎる。
 チラシ見開きで掲載されている関係者4氏の座談会も威勢がよくて頼もしくて読み応えがある。大下氏の意見には誠に同感。が、それならもう少し派手に花火をうっても良いような気がする。

 今年は「なんこめ」5周年の記念イベントらしいが、ぜひとも今から準備して来年もパワーアップ開催してほしいものだ。
 でも、相反する事を言ってしまうが、この日のような牧歌的な雰囲気も維持してほしいものである。大きくなりすぎたら、それはそれで弊害がある。「なんこめ」に相応しい規模というものが有るはずだ。こないだの「ベルギービール祭り」ほど大きくする必要はないが、この日のような規模は小さ過ぎる。回を重ねて適当な規模を見つけるのも手だ。
 

 
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