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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

「アバ/ザ・ムービー」 感動からエナジーを得よう〔11〕 

アバ/ザ・ムービー」 
アバの全盛期を伝える一品。

 

 
【原題】ABBA THE MOVIE
【公開年】1977年  【制作国】亜米利加 瑞典 濠太剌利  【時間】97分  
【監督】ラッセ・ハルストレム
【音楽】スティグ・アンダーソン ベニー・アンダーソン ビョルン・ウルヴァース
【脚本】ロバート・キャスウェル ラッセ・ハルストレム
【言語】イングランド語
【出演】アバ(本人たち)  ロバート・ヒューズ(アシュレ)  トム・オリヴァー(ボディガード)  ブルース・バリー(ラジオ局責任者)  スティグ・アンダーソン(マネージャー)
    
【成分】楽しい かっこいい ポップス  
     
【特徴】半ドキュメント半フィクションの映画。アバのオーストラリアツアーを取材する地元ラジオ局のDJが密着取材する設定でアバのコンサートを描写する。
 当時のアバの迫力とオーストラリアでの絶大な人気を伝える一品。現在でも、アバの歌はオーストラリアにとって国民歌的存在である。
  
【効能】アバの迫力からエナジーを得る。
 
【副作用】中途半端でわざとらしい演出に見えて興醒めする。
 
下の【続きを読む】をクリックするとネタバレありの詳しいレビューが現れます。記事に直接アクセスした場合は、この行より下がネタばれになりますので注意してください。

「チェ 28歳の革命」 感動からエナジーを得よう〔10〕 

チェ 28歳の革命」 味付無しのチェ
 


【原題】CHE: PART ONE/THE ARGENTINE
【公開年】2008年  【制作国】亜米利加 西班牙 仏蘭西  【時間】132分  
【監督】スティーヴン・ソダーバーグ
【音楽】アルベルト・イグレシアス
【脚本】ピーター・バックマン
【言語】スペイン語 イングランド語
【出演】ベニチオ・デル・トロエルネスト・チェ・ゲバラ)  デミアン・ビチル(フィデル・カストロ)  サンティアゴ・カブレラ(カミロ・シエンフエゴス)  エルビラ・ミンゲス(セリア・サンチェス)  ジュリア・オーモンド(リサ・ハワード)  カタリーナ・サンディノ・モレノ(アレイダ・マルチ)  ロドリゴ・サントロ(ラウル・カストロ)  ウラジミール・クルス(-)  ウナクス・ウガルデ(-)  ユル・ヴァスケス(-)  ホルヘ・ペルゴリア(-)  エドガー・ラミレス(-)
    
【成分】スペクタクル 勇敢 知的 かっこいい 戦争映画 1950年代~1960年代 キューバ革命 一部白黒
     
【特徴】南米が生んだ世界的著名な偉人にしてキューバ革命の立役者チェ・ゲバラ氏の半生を描いた2部作。本作はそま前編にあたる苦難のキューバ革命時代を描く。
 アメリカの資本で制作されているが、全編スペイン語で演じられ、ジャングルや市街での戦いは記録映画を見ているかのようにリアル。また、チェ役のベニチオ・デル・トロ氏もフィデル・カストロ役のデミアン・ビチル氏も恐ろしく史実の本人に似ている。これはキューバ市民の間でも同評価で、好意的に受け入れられている。
  
【効能】ゲバラの生の息遣いが感じられる。ゲバラの革命を疑似体験できる。絶望していたことが小さな事に感じられる。
 
【副作用】英雄物語と思って見ると拍子抜けしてがっかりする。
 
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「東方紅」 感動からエナジーを得よう〔9〕 

東方紅」 
古き良き人民中国の革命ミュージカル

 
東方紅

【英題】THE EAST IS RED
【公開年】1965年  【制作国】中華人民共和国  【時間】150分  
【監督】王苹 李恩傑
【制作】周恩来
【原作】李有源
【音楽】
【脚本】
【言語】中国語
【出演】  
  
【成分】泣ける ファンタジー スペクタクル 切ない かっこいい 中国革命 ミュージカル
  
【特徴】中華人民共和国成立15周年を記念して上演されたミュージカルの記録映画。中国共産党と中国革命と毛沢東を讃える壮大な歌劇となっている。
 
【効能】迫力ある革命ミュージカルでパワーが得られる。精神的スタミナが付く。
 
【副作用】「社会主義国」に敵意をもっている人にはおぞましい光景。
 
【読者の皆様へ】「音楽」「脚本」など不明の点がありますので、情報をお持ちの方、ご一報くださると助かります。
 
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「伝説になった英雄」 感動からエナジーを得よう〔8〕 

伝説になった英雄」 
ゲバラの側近たちが語る裏事情

 

 
【原題】EL CHE
【公開年】1997年  【制作国】仏蘭西  【時間】96分  
【監督】モーリス・ダゴソン
【出演】チェ・ゲバラ(本人)  フィデル・カストロ(本人)
【言語】スペイン語   
             
【成分】悲しい 勇敢 知的 切ない かっこいい ドキュメント 一部白黒
        
【特徴】革命家チェ・ゲバラの生涯を追ったドキュメント。本作制作当時、ゲバラの遺骨が発見され没後30年を経てキューバに帰還した事が話題になった。カストロは「苦境のキューバを支援しに戻ってくれた事に感謝する」という趣旨の演説をした。
 本作ではゲバラの側近のインタビューも多く、キューバ政府内での孤立や、要職を辞してキューバを離れる時のカストロとのすれ違いや思惑の相違なども紹介されている。
  
【効能】ストイックに夢と理想を目指すゲバラの姿に感動。妥協を重ねていく内に失ったモノを再認識させる。
 
【副作用】保守的な人の中には、単なるテロリストの美化にしか見えず不快感。
 
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「エル・シド」 感動からエナジーを得よう〔7〕 

エル・シド」 レコンキスタの英雄物語

 

【原題】EL CID
【公開年】1961年  【制作国】亜米利加  【時間】190分  
【監督】アンソニー・マン
【原作】フレドリック・M・フランク
【音楽】 ミクロス・ローザ
【脚本】フレドリック・M・フランク フィリップ・ヨーダン
【言語】イングランド語
【出演】チャールトン・ヘストンエル・シド)  ソフィア・ローレン(シメン)  ラフ・ヴァローネ(-)  ジュヌヴィエーヴ・パージュ(-)  ジョン・フレイザー(アルフォンソ)  ゲイリー・レイモンド(サンチョ)  ハード・ハットフィールド(アリアス)  マッシモ・セラート(-)  ハーバート・ロム(ベン・ユーサフ)  マイケル・ホーダーン(-)  ラルフ・トルーマン(-)

【成分】泣ける 悲しい ファンタジー スペクタクル ロマンチック 勇敢 かっこいい 戦争 レコンキスタ 11世紀末 スペイン 

【特徴】イスラム勢力にイベリア半島の大半を支配された11世紀、レコンキスタ(国土回復運動)の実在の英雄エル・シドの物語。エル・シドに扮するのは、「十戒」や「ベン・ハー」で大物時代劇スターとなったチャールトン・へストン氏。ヘストン氏はヒラヒラした時代劇衣装に長尺の超大作がよく似合う。ストイックな騎士を好演。エル・シドの妻役にはまだ20代のソフィア・ローレン氏が清楚で情熱的に演じる。
 基督教史観で描いているので、イスラム側の大将は憎たらしいキャラで描いているのだが、中国や北朝鮮の「反日映画」に登場するワザとらしい憎たらしさではなく、心から怒りを感じてしまう描写にハリウッドの罪な上手さがある。

【効能】ストイックで自己犠牲的主人公の姿に感涙。

【副作用】意図的にイスラムを悪く描いているので不愉快。

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「ビートルズがやって来る/ヤァ!ヤァ!ヤァ!」 感動からエナジーを得よう〔6〕 

ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!
若くて爽やかな笑顔のビートルズ
明るいアイドル映画の傑作。

 

 
【原題】A Hard Day's Night
【公開年】1963年  【制作国】英吉利  【時間】90分  
【監督】リチャード・レスター
【音楽】ジョージ・マーティン ザ・ビートルズ
【脚本】アラン・オーウェン
【言語】イング”ランド語
【出演】ジョン・レノン(本人)  ポール・マッカートニー(本人)  ジョージ・ハリソン(本人)  リンゴ・スター(本人)  ウィルフレッド・ブランベル(ポールの祖父)  アンナ・クエイル(-)  ノーマン・ロシントン(ノーム)  ジョン・ジャンキン(シェイク)  ヴィクター・スピネッティ(TVディレクター)
          
【成分】笑える 楽しい パニック かわいい かっこいい コミカル 60年代前半 白黒 
      
【特徴】マッシュルームカットにトラディショナルな背広姿が良く似合う初期のビートルズのイメージをよく表した映画。コンサートやファンに追いまくられ多忙だったビートルズの日常を楽しく快活なコメディにした。
 ヘリポートなのか、広々とした原っぱの真ん中に四角くコンクリートで舗装された所があり、ビートルズの4人がそこでハシャギ回る場面に青春を感じる。
 列車の貨物車両で「恋する二人」を演奏する場面、ジョージの妻となる前のパティ・ボイドが女子高生の制服を着て出演している。

 邦題をつけたのは後に「シベ超」シリーズの名監督になる水野晴郎氏。「ふざけた名前を付けてしまった」とトーク番組で述懐しているのを見た事がある。
 晴雨堂は原題をカタカナ邦題にするだけの陳腐なモノよりは余程マシだと思っている。当時のビートルズ現象をよく反映した邦題だ。したがって、近年は邦題を「ハード・デイズ・ナイト」に改める動きがあるが、晴雨堂は頑なに水野晴郎版を支持する。
 
【効能】全体に賑やかなので寂しさがまぎれる。元気なビートルズとマジでビートルズに歓喜しているエキストラの少女たちからエナジーをもらえる。
 
【副作用】意味不明のドタバタギャグの連続で退屈する。
 
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「ターミネーター2」 感動からエナジーを得よう〔5〕 

ターミネーター2」 稀有の続編傑作
 

 
【原題】Terminator 2: Judgment Day 
【公開年】1991年  【制作国】亜米利加  【時間】137分  
【監督】ジェームズ・キャメロン
【音楽】ブラッド・フィーデル
【脚本】ジェームズ・キャメロン ウィリアム・ウィッシャー
【言語】イングランド語
【出演】アーノルド・シュワルツェネッガー(T-800型ターミネーター)  リンダ・ハミルトンサラ・コナー)  エドワード・ファーロングジョン・コナー)  ロバート・パトリック(T-1000)  アール・ボーエン(ドクター・シルバーマン)  ジョー・モートン(マイルズ・ベネット・ダイソン)  ジャネット・ゴールドスタイン(ジャネル・ヴォイト)  ザンダー・バークレイ(トッド・ヴォイト)  S・エパサ・マーカーソン(タリッサ・ダイソン)  カストロ・グエラ(エンリケ・サルセダ)  ダニー・クックシー(ティム)     
 
【成分】泣ける 悲しい パニック 勇敢 知的 切ない かっこいい SF 1994年 アメリカ
 
【特徴】前作から10年余りが経過した時代が舞台。再び未来からターミネーターが2体も送られ、少年となったジョン・コナーは母親と一緒に闘う。
 今回のシュワちゃんは善玉ターミネーターを演じる。タイムトリップして現代に出現する場面も、前作はホラーチックだったが、今回はコミカルさも加わっている。
 前作よりも大幅に予算が増え、当時としては最新のCGを効果的に使用しているのが大評判。物語の構成も続編にありがちな強引さはなく、一層充実した内容だ。続編の金字塔といっても良い。
 
 それから、「エイリアン2」でボーイッシュで筋肉質ガッシリ体型の女性兵士バスケスを演じたジェニット・ゴールドスタイン氏がジョンを引き取った里親のくたびれた主婦を演じているのも興味深い。
 
【効能】シュワちゃんのアクションに興奮し、ラストのヒューマンな結末に感涙する。
 
【副作用】T-1000のホラーチックな殺し方に少し気分が悪くなるかも。
 
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Author:晴雨堂ミカエル
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