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ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋

晴雨堂ミカエルの飄々とした晴耕雨読な映画処方箋。 体調に見合った薬膳料理があるように、 料理に合う葡萄酒があるように、日常の節目に合った映画があります。映画の話題をきっかけに多彩な生活になれば幸いです。詳しいレビューは「続きを読む」をクリックしてください。

グッド・シェパード  

グッド・シェパード」 キリスト教国家アメリカの現代史


 
【公開年】2006年  【制作国】アメリカ  【時間】167分  【監督】ロバート・デ・ニーロ  
【出演】マット・デイモン(エドワード・ウィルソン)  アンジェリーナ・ジョリー(クローバー)
 
【成分】悲しい 重たい 切ない 知的
 
【効能】アメリカ現代史の裏側を読み解くための参考価値は優れている。アメリカの政治思想・価値観に潜む恐ろしさがよく描けていている。
 
【副作用】万人ウケは最初から狙っていないので、難解で内容が理解できない恐れがある。
 

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「ローマン・エンパイア」 美術鑑賞映画〔5〕 

ローマン・エンパイア」 珍しいローマ史劇。
 

 
【原題】IMPERIUM: AUGUSTUS
【公開年】2003年  【制作国】  【時間】117分  
【監督】ロジャー・ヤング
【原作】
【音楽】ピノ・ドナッジオ
【脚本】エリック・ラーナー
【出演】ピーター・オトゥール(晩年のアウグストゥス)  シャーロット・ランプリング(リヴィア)  ベンジャミン・サドラー(オクタヴィアヌス 青年時代のアウグストゥス)  マッシモ・ギーニ(アントニウス)  アンナ・ヴァレ(-)
  
【成分】スペクタクル ゴージャス 勇敢 知的 切ない かっこいい ローマ史劇 BC1世紀後半~AD1世紀初頭 ローマ 英語
                    
【特徴】ローマ史劇ではカエサルの陰に隠れて殆ど脇役だったアウグストゥスを本格的に主役に据えた珍しい作品である。大筋で史実に忠実。
 老ピーター・オトゥール氏が晩年のアウグストゥスに扮する。当たり役だ。そういえば、彼は若い頃にポルノ映画の金字塔「カリギュラ」で第二代皇帝ティベリウスを演じていた。主人公カリギュラを上回る変態皇帝だったような。
    
【効能】ローマ史に興味のある人間にとっては、興味あるエピソードばかりなので面白い。
 
【副作用】チャンバラ時代劇が好きで、歴史にはあまり興味の無い人間には退屈。
 
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「ベルサイユのばら」 美術鑑賞的映画〔4〕 

ベルサイユのばら」 
原作のヒロイズムを敢えて潰した監督。

 

 
【原題】LADY OSCAR
【公開年】1979年  【制作国】仏蘭西 日本国  【時間】124分  
【監督】ジャック・ドゥミ
【原作】池田理代子
【音楽】ミシェル・ルグラン
【脚本】パトリシア・ノップ
【言語】イングランド語
【出演】カトリオーナ・マッコール(オスカル)  バリー・ストークス(アンドレ)  クリスティーナ・ボーム(マリー・アントワネット)  マーク・キングストン(-)      
    
【成分】ゴージャス セクシー フランス革命 18世紀後半 フランス 
         
【特徴】池田理代子氏の代表作「ベルサイユのばら」の映画化という体をとっているが、全く別の物語である。
 原作のオスカルは明らかにドラクロワの絵画にある有名な「民衆を導く自由の女神」であること間違いないのだが、メガホンを取ったフランス人監督はこれを無視している。フランス衛兵隊を率いて民衆のために蜂起する女性指揮官の姿はない。
  
【効能】18世紀のフランス貴族の生活が再現されている。ゴージャスな気分に浸れる。
 
【副作用】原作ファンにとっては明らかに改悪、耐え難い屈辱感を抱き監督を担当したフランス人に対して激しい怒りがこみ上げる。
 
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「ラストエンペラー」 美術鑑賞映画〔3〕 

ラストエンペラー
ジョン・ローン氏は良かったが・・。

 

 
【原題】THE LAST EMPEROR
【公開年】1987年  【制作国】伊太利 英吉利 中華人民共和国  
【時間】163分  
【監督】ベルナルド・ベルトルッチ
【原作】愛新覚羅溥儀
【音楽】坂本龍一 デヴィッド・バーン 蘇聡
【脚本】ベルナルド・ベルトルッチ マーク・ペプロー エンツォ・ウンガリ
【言語】イングランド語 一部中国語 日本語
【出演】ジョン・ローン愛新覚羅溥儀)  陳冲(婉容皇后)  ピーター・オトゥール(レジナルド・ジョンストン)  坂本龍一(甘粕正彦)  デニス・ダン(大李)  ヴィクター・ウォン(陳宝琛)  高松英郎(菱刈隆大将)  マギー・ハン(川島芳子)  リック・ヤン(戦犯収容所尋問官)  鄔君梅(文繍淑妃)  ケイリー=ヒロユキ・タガワ(張謙和)  池田史比古(吉岡安直中佐)  
             
【成分】スペクタクル ゴージャス 勇敢 知的 切ない かっこいい 20世紀初頭~1960年代 第二次大戦 満州国 中国
            
【特徴】イタリアの名監督ベルナルド・ベルトルッチ氏による歴史大作。当時の中国政府の協力によって紫禁城のロケーションが実現。
 男前のジョン・ローン氏の辮髪姿・背広姿・人民服姿が見られる。映画音楽を担当した坂本龍一氏の中華風西洋音楽がグッド。(彼は音楽でアカデミー賞をとる)。
 
【効能】時代劇とゴージャス劇と人民中国風映画など、さまざまな雰囲気が楽しめる。
 
【副作用】西洋人的興味本位な歴史改竄が目立ち不快になるかもしれない。
 
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「山猫」 美術鑑賞的映画〔2〕 

山猫」 ヨーロッパ美術を体感する映画
 

 
【公開年】1963年  【制作国】伊太利 仏蘭西  【時間】161分  
【監督】ルキノ・ヴィスコンティ
【原作】ジュゼッペ・トマージ・ディ・ランペドゥーサ
【音楽】ニーノ・ロータ
【出演】バート・ランカスター(サリーナ公爵)  アラン・ドロン(タンクレディ)  クラウディア・カルディナーレ(アンジェリカ)  リナ・モレリ(-)  パオロ・ストッパ(-)  ジュリアーノ・ジェンマ(-)  オッタヴィア・ピッコロ(-)  ピエール・クレマンティ(-)  ロモロ・ヴァリ(-)  セルジュ・レジアニ(-)  イヴォ・ガラーニ(-)  アイダ・ガリ(-)  マリオ・ジロッティ(-)     
 
【成分】ゴージャス ロマンチック 切ない 知的 没落貴族 イタリア 19世紀中頃
   
【特徴】ランペドゥーサが老境になって発表した処女小説をルキノ・ヴィスコンティ監督が映画化。若きアラン・ドロンが出演。佳境の舞踏会は西洋絵画のようで美しい。没落していく公爵家と台頭する市民階級出身の若きレディが対比されて美しい。
 
【効能】ヨーロッパ美術そのものの映画。ゴージャスな気分に浸れる。
 
【副作用】ハリウッド映画に慣れている人には、退屈でダラダラ長い映画。
 
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美術鑑賞的映画 1 「さくらん」 

さくらん
色彩センスの良い時代劇。

 

 
【公開年】2007年  【制作国】日本  【時間】111分  【監督】蜷川実花
【原作】安野モヨコ
【音楽】椎名林檎     
【出演】土屋アンナ(きよ葉・日暮)  椎名桔平(倉之助)  成宮寛貴(惣次郎)  木村佳乃(高尾)  菅野美穂(粧ひ)  永瀬正敏(光信)  小泉今日子(お蘭)  長塚圭史(きよ葉の客)   
 
【成分】悲しい 切ない ゴージャス かっこいい 江戸時代 時代劇
 
【特徴】安野モヨコ氏の漫画を実写映画化。蜷川実花監督の色彩センスが光る。
 
【効能】綺麗な画像でゴージャス気分。
 
【副作用】水商売が嫌いな人、フェミニストには嫌悪感。
 
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