【紹介】上記タイトルロゴは、Twitterで知り合った映画好きのOL影山みほ氏が仕事のかたわら運営している映画サイトの看板である。
前回の「ファースト・マン」レビューを読まれた読者諸氏はお気づきのように、トラックバックではなく本文中にサイト紹介を設けてリンクを張らせてもらった。
今後、新たにレビューアップする時や、過去レビューを加筆する際に「
MIHOシネマ」にも同じ作品紹介が掲載されている場合はリンクを張らせてもらう方針である。
【経緯】いつだったか、TwitterアカウントにOLを称する影山みほ氏がフォローしてくれた。自己紹介文に目を通すと
「
映画好きの28歳OL 映画メディア『MIHOシネマ』の編集長をしています(中略)生活を豊かにする映画メディアを目指して奮闘中」
とあった。
私も映画ファンであり映画blogを運営する人間なので迷わずフォロー返しをして、彼女が運営しているという映画サイトを拝見した。
驚いた。もし彼女一人(そんな訳はなかろう)で執筆しているのであれば超人に近い。映画情報が膨大なのである。
私などは映画blogを立ち上げたものの、映画ネタだけでなく政治ネタや時事ネタなども書いていて、友人や読者から「看板に偽りあり」との指摘と批判を受けてきた。
また、多くの映画ファンがそうであるように、全ての映画に精通している訳ではなく、好き嫌いや得手不得手がある。例えば当blogでも公言しているように、私はミュージカルが苦手で嫌いだ。またデズニー映画もあまり好きではない。
そんな映画はどうしても食指が動かない。鑑賞してもレビュー執筆には至らない。同時に感動で心を揺さぶられ過ぎた作品もまた論ずる言葉を失ってレビューアップできない場合もある。
子供を授かってからは、大幅に映画鑑賞数が激減し、レビュー執筆頻度も急落した。それもあってか、かつては当blogのアクセス数は一日150件だったのが今では10件にも満たない状況である。
私のような平凡な映画レビュアーはたぶん世間では非常に多いと思う。当blog左カラムのリンクコーナーで紹介している映画blogサイトの多くは既に消滅しているか更新を休止している。blogを5年10年と続けるのは、思っている以上に大変なのだ。
そういう意味で影山みほ氏の映画サイトは非凡で超人だ。私はギャラをもらってもできないだろう。実際問題、果たして彼女一人で運営しているのか? 会社組織が背後にあるのかどうかは判らないし興味がない。少なくとも今のところは無料で誰でも閲覧できる「
MIHOシネマ | 映画ネタバレあらすじ結末」という
映画資料室がネット上に存在するということだ。
【特徴】「
MIHOシネマ」の特徴をあげよう。
情報量の多さ 2019年12月現在で7000作の紹介を行っており、毎日欠かさず更新されているため紹介映画数は遠からず1万を超えるであろう。
メジャーからB級まで、洋画から邦画、最近の話題作から過去の古典的名作、ラブコメ・歴史超大作・SF・戦争映画・スポコン等々、広範囲のジャンルをバランスよく取り上げ網羅、多くの映画ファンは観ているであろう映画はほぼ取り上げている。
情報の整理整頓 Excelスキルが高いのだろうか。情報の整理整頓ができていて検索が容易にできる。多くの映画レビュアーのblogは邦題の「あいうえお順」での検索が主流だろう。「MIHOシネマ」ではジャンル別・おすすめ・俳優別・公開中などキーワード検索で容易に目当ての作品に辿り着く。
作品の紹介は簡潔で主観盛りが少ない。多くの映画レビュアーは好き嫌いを露骨に反映して映画を語るので紹介の仕方にムラがあるし悪意ある記事は作品への必要な情報が書かれていなかったり、好意があり過ぎる作品では無駄な情報が多すぎたりするものだが、彼女は公平に淡々と紹介している。
過去作品については粗筋を起承転結にまとめられ、作品の性格や雰囲気、つまり鑑賞者にとって合う作品か否かを推察しやすい。
映画見放題アプリの紹介 AmazonビデオやTSUTAYAテレビなど配信サイトの紹介を行っているのも多くの映画ファンが運営するblogにはあまりない情報だ。
MIHOシネマの作品評価 しかし独自レビューや評価を行っている作品と粗筋および基本的データの紹介だけに留めている作品はある。やはり7000もの作品すべてに紹介しレビューを書くのは「個人」であれば物理的に無理であろう。ゆえに「MIHOシネマ」は組織ではなく個人レベルで運営しているサイトなんだなと奇妙な安心感がある。
【期待】 前述したように、blogを5年10年単位で続けるのはけっこう気力と体力がいる。私のblogはあくまで趣味だが、影山氏たちのサイトはもはや趣味というよりボランティアで運営する資料館のような様相である。
この奮闘に映画ファンとして応えたいものだ。
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